失敗しない「パソコンの選び方と購入時のポイント」
新しいパソコンを買いたいけど、どれを選んだらいいか分からない・・・。
自分の使い方にあったパソコンを選ぶのが大事だよ!
初めてパソコンを購入する場合や、古いパソコンから買い替える際、何も考えずにパソコンを買ってしまうことはありませんか?
新しいパソコンを買う際は、
- パソコンの種類
- パソコンの性能
以上の2つを考えて買うと後悔しなくて済みます。
今回は「パソコンの選び方と購入時のポイント」について解説します。
パソコンの選び方
パソコンの選び方は、
- パソコンの種類
- パソコンの性能
以上の2つで決めると良いです。
パソコンの種類
パソコンの種類は、以下の2つに分かれます。
- ノートパソコン
- デスクトップパソコン
▼ノートパソコン
▼デスクトップパソコン
従って、
- 持ち運んで作業する:ノート型
- 決まった場所で作業する:デスクトップ型
と考えておくと良いです。
でも、どちらを選んだらいいか分からない・・・。
「ノートパソコンを選んだほうがいいケース」と「デスクトップパソコンを選んだほうがいいケース」の2つを簡単にまとめたよ!
参考にしてね!
ノートパソコンを選んだほうがいいケース
- 大学の授業で使う機会が多い
- カフェやサテライトオフィスで仕事をすることが多い
- アパートなどの狭い部屋でパソコンを使う
デスクトップパソコンを選んだほうがいいケース
- とにかく決まった場所でパソコンを使う
- 本格的なゲームやクリエイティブ作業のために使う
- 自分自身でパソコンの性能をカスタマイズする
パソコンの性能
パソコンの性能は
- CPU
- メモリ
- ストレージ
の3つが基本的です。
ネット閲覧など基本的な使い方だけであれば、以下の性能でも十分です。
CPU | インテルCore i3 |
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メモリ | 8GB |
SSD | 256GB以上 |
たまにブラウザゲームで遊ぶ/軽く画像編集をする程度であれば、以下の性能をオススメします。
CPU | インテルCore i5 |
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メモリ | 16GB |
SSD | 512GB以上 |
なお、当然ですが性能が高いほどパソコンの価格も高くなるので、予算を考えた上でパソコンの性能を選ぶようにしてください。
補足:GPUを重視するケースは?
GPUとは、リアルタイム画像処理を行うために特化したプロセッサのことを指します。
GPUは主に以下の2種類があります。
CPU内蔵GPU | CPUに内蔵されているGPUのこと。 |
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外部GPU | 外付けGPUのこと。 |
メールやSNSなど、日常的な使い方であれば、CPU内蔵のGPUでも事足ります。
しかし、
- 最新の3Dゲームで遊びたい場合
- 本格的な画像編集や動画編集をやりたい場合
以上のような使い方を目的とする場合は、CPU内蔵GPUではパソコンの動作が遅くなる可能性がありますので、外部GPU付きパソコンを選ぶ事をオススメします。
外部GPUは他のパソコン部品よりコストが高いので、普段使いの用途でパソコンを使うのであれば、外部GPUは必要ありません。
「外部GPUの必要性」については、下記記事でも詳しく解説しています。
≫PCの外部GPU(グラフィックボード)は必要?【ゲーム・クリエイティブ制作目的なら検討あり】
パソコン購入時のポイント
パソコンを購入する場所は、主に以下の3つです。
- メーカー直販・BTO
- 家電量販店
- ネット通販
当然ですが、パソコンを購入する場所によって、パソコン本体の価格も変わってきます。
ネット限定キャンペーンなどで同じ機種が実店舗より価格が安くなるほか、大学生の方は学割で安く購入できるメーカーもあるよ!
メーカー直販・BTO
メリット | 限定キャンペーンや限定クーポンなどで安く買うことができる パソコンの性能やオプションなどをカスタマイズできる |
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デメリット | 納期まで時間がかかる |
メーカー直販の場合、家電量販店より安く買えるほか、定期的にセールやキャンペーンなどでパソコンの価格が安くなる場合もあります。
また、メーカーによってはパソコンの性能などをカスタマイズすることも可能ですので、自分に合ったパソコンとしてカスタマイズしてから購入することもできます。
なお、メーカー直販やBTOパソコンの場合、注文してから納期まで時間がかかりますので、今すぐパソコンが欲しい場合は即納パソコンを選ぶか、家電量販店などで購入することをオススメします。
家電量販店
メリット | 気に入ったパソコンをすぐに買うことができる 独自ポイントがもらえる |
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デメリット | 値段が高い 性能が低いパソコンが多い プリインストールソフトが入っている場合がある(主に国内メーカーPC) |
家電量販店では、販売されているパソコンをお試し間隔で操作できるので、展示されているパソコンを操作して気に入った場合は、すぐに購入することができます。
Officeソフトを使って作業する場合や、メールのやり取りだけで使うなら4GBでも十分ですが、CPUに負荷がかかるゲームや画像編集ソフト、動画視聴では動作が遅くなります。
また、家電量販店で販売されているパソコンの多くは、プリインストールされているソフトが沢山入っているため、自分には不要なソフトも含まれることがあります。
元々パソコンの性能が低いのに、メーカー独自の機能を付加することによって、「パソコンの性能が低い割に値段が高い」ということもよくあります。
私も以前、家電量販店にてテレビの視聴ができるデスクトップパソコンを買いましたが、結局我が家では一度もパソコンでテレビを見ることはありませんでした。
それ以外にも、様々なプリインストールソフトが入っていて、少し操作しただけでパソコンの動きが遅くなることもありました。
ネット通販
メリット | 購入の手間がかからない セールなどで安く買うことができる 独自ポイントがもらえる |
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デメリット | 保証が付けられない 自分にあったパソコンが無い場合がある 販売されているパソコンの詳細内容が不透明な場合がある 手数料がかかる場合がある 「購入したのに商品が届かない」などのリスクがある |
家電量販店と同様に欲しいパソコンがあればすぐに購入できるメリットがある一方、「購入したパソコンが届かない」「自分に合ったパソコンが無い」というリスクもあります。
また、パソコン購入時に保証を付けることができないこともデメリットとなります。
そのため、ネット通販でのパソコンの購入は、どちらかというと上級者向けとなります。
よくある質問
最後に、「パソコンを選ぶ時のよくある質問」について解説していきます。
パソコンの延長保証は必要?
通常はパソコンを買ってから1年間経つと通常保証が切れてしまいます。
3年以上の延長保証を付けるかどうかは、以下のケースを参考に判断していただけると幸いです。
延長保証を付けた方がいいケース | 1日8時間以上パソコンを使う場合 ノートパソコンを頻繁に持ち運ぶ機会がある場合 |
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延長保証を付けなくてもいいケース | 1日に2~3時間しかパソコンを使わない場合 |
延長保証を付けても付けなくても構わないケース | 3Dゲームを遊ぶ場合 画像編集や動画編集などのクリエイティブ作業で使う場合 |
テンキーは必要?
パソコンのキーボードにあるテンキーが必要かどうかは、以下のポイントで判断しておきましょう。
- 数字入力などの事務的作業が多いかどうか
ノートパソコンの場合、
- 14型以下:テンキー無しのモデルが多い
- 15型以上:テンキー付きのモデルが多い
- ということが基本です。
テンキーあり/無しのキーボードにおけるメリット・デメリットなどについては、以下の記事をお読みください。
終わりに
というわけで、今回は「パソコンの選び方と購入時のポイント」を解説しました。
パソコンを買った後に後悔しないためにも、自分に合ったパソコンを選ぶことが大切です。
どうしても心配な場合であれば自分で調べてみたり、他の方の口コミ・意見を聞く等、情報収集してからパソコンを買うこともオススメします。
今回の記事がお役に立てればと思います。(*^_^*)