
WordPress5.8以降はウィジェットもブロックエディターに!従来のウィジェットに戻す方法も解説

WordPress5.8からウィジェットの設定がブロックエディターに変わりました。
いきなりウィジェットの設定が変わって驚いている方も多いですが、プラグインなどを使うことで従来のウィジェットに戻すこともできます。
ウィジェットとは?

ウィジェットとは、ブログのサイドバーや記事下コンテンツなどに表示されるブログパーツを表します。
プロフィールや最新記事、月別アーカイブなどをサイドバーに設置したり、記事下に広告を配置したりするなど、様々なカスタマイズをすることができます。
今回のWordPress5.8へのバージョンアップにより、ウィジェット機能についてもGutenberg(ブロックエディター)に生まれ変わり、ウィジェット機能のカスタマイズも仕様変更されています。

Gutenberg(ブロックエディター)の基本的な使い方については、以下の記事を読んでね!
≫【WordPress】Gutenberg(ブロックエディター)の基本的な使い方
ウィジェットの設定が変更された後の注意点

お使いのテーマによっては新ウィジェット形式に対応していない場合もあり、WordPress5.8にアップデートしたらウィジェットが機能しなくなったという不具合が起きることもあります。
その場合は、「Classic Widgets」プラグインなどを有効化して、従来のウィジェットに戻すことで解決できます。
従来のウィジェット設定に戻す場合は?
従来のウィジェット設定に戻す方法は、以下の2つがあります。
- functions.phpに記述する
- 「Classic Widgets」プラグインを有効化する
functions.phpに記述する
functions.phpに、以下のコードを記述します。
1function my_remove_widgets_block_editor() {
2 remove_theme_support( 'widgets-block-editor' );
3}
4add_action( 'after_setup_theme', 'my_remove_widgets_block_editor' );
「Classic Widgets」プラグインを有効化する
「Classic Widgets」というプラグインを有効化することで、ウィジェットを以前の状態に戻すこともできます。
「Classic Widgets」のサポート期間は2024年末まで行われる予定です。
手順
1.管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックし、検索タブにClassic Widgetsと入力します。
2.「Classic Widgets」が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックします。

3.インストール後、「有効化」をクリックします。

4.以下のように従来のウィジェット設定に戻ったら完了です。


新ウィジェットに戻したい場合は、「Classic Widgets」を無効化→アンインストールしてね!
まとめ
というわけで、今回はWordPressにおける新ウィジェットのことについて解説しました。
WordPress5.8以降はブロックエディターでウィジェットを設定できるようになりましたが、テーマによっては正常に表示されなかったりする場合もあります。
状況に応じて、一時的に従来のウィジェット設定に戻すことも考えておきましょう。
旧エディターについては、以下の記事をお読みください。
≫Classic Editorは少なくとも2024年までサポート/旧エディターに戻す方法【WordPress】