外付けHDDとは?基礎知識と注意点【初心者でも分かる】
パソコンのバックアップ用としてよく使われる外付けハードディスク。
初めて外付けHDDを買う際、どのようなHDDを買った方がいいか分からない方もいますよね。
今回は、「外付けハードディスクの基礎知識と使用時の注意点」を解説していきます。
外付けHDDとは?
外付けハードディスク(HDD)とは、その名の通り外部のハードディスクをパソコンに繋げてデータを保存する外部ストレージ機器です。
容量について
- GB:ギガバイト
- TB:テラバイト
- 1TB=約1,000GB
外付けハードディスクの種類
外付けハードディスクの種類は、主に2つあります。
- 据え置き式HDD
- ポータブル式HDD
据え置き式HDD
自宅や会社などに外付けハードディスクを設置するタイプのハードディスクです。
縦置き・横置きの両方に対応したものもあります。
ポータブル式HDD
持ち運びができるタイプのハードディスクです。
USB給電式のタイプが多いので、コンセント無しで使うことができます。
据え置き式HDDのメリット・デメリット
据え置き式ハードディスクを使うメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 価格が安い 外部から電力を使うので、動作が安定しやすい |
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デメリット | 持ち運びに向かない コンセントやアダプターが必要 |
ポータブル式HDDのメリット・デメリット
ポータブル式ハードディスクを使うメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | (ノートPCの場合)万が一停電になっても使える 軽いので、持ち運びができる コンセントが不要 |
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デメリット | USB電力のため、動作が不安定になる場合もある 価格が据え置き式より高い |
外付けハードディスクの利用
外付けハードディスクを利用する方法は、主に以下の通りです。
- パソコンの空き容量が不足している場合や、もともとハードディスクの容量が少ないパソコンの場合に、不要なデータを外付けハードディスクに保存する
- バックアップ用に外付けハードディスクに保存する
- 古いパソコンから新しいパソコンへデータを引っ越しする時
外付けHDDにおける取り扱いの注意点
外付けハードディスクにおける取り扱いの注意点について解説します。
ハードディスクの積み重ねは原則しない!
外付けハードディスクの中には、積み重ねができる製品もありますが、故意に衝撃を与えてしまったり、地震などの振動で落ちてしまったりするリスクがあります。
また、積み重ねができないハードディスクを何台も積み重ねると、熱暴走や故障の原因にもなります。
できるだけハードディスクの積み重ねはしないでね!
ハードディスクの平均寿命の目安は3~4年
ハードディスクの寿命の目安は3~4年といわれていますが、いつ壊れるかどうかわかりません。
データを1か所しか保存していない場合は、大切なデータを守るために必ず「複数の外部メディアにバックアップを取る」ことが重要です。
外付けHDDに衝撃を与えない
外付けハードディスクは精密機器ですので、強い振動や衝撃を与えると、本体にダメージを与えてしまい、場合によっては故障してしまう可能性もあります。
据え置き式の場合、縦置き・横置き両方対応の製品を使っている場合はなるべく横置きにし、地震などの振動を防ぐために、HDDの下に滑り止めマットを敷いておきましょう。
ポータブル式ハードディスクの場合、持ち運びの時に誤ってハードディスクを落としてしまう可能性が高いので、専用のハードケースに入れるか、落下に強い耐衝撃モデルのHDDを使おう!
まとめ
というわけで、今回は「外付けハードディスクの基礎知識と注意点」を解説しました。
外付けハードディスクは、据え置き式とポータブル式の2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
なので、自分に合った外付けハードディスクを選んだほうが良いと思います。
≫外部ストレージ5選それぞれの一長一短【できれば2か所以上バックアップ】