グッピーの飼育「夏場のメンテナンス」
夏はグッピーの水槽が汚れやすい時期です。この時期は「夏の対策」を行って、なおかつメンテナンスもしっかり行っていきましょう。
我が家における夏場の水槽メンテナンスでは、以下の4つの対策で水槽管理をしています。
- 水換えサイクルを短く
- エサは少なく
- 魚の飼育数を少なく
- 水槽水位は高めに
「夏の暑さ対策」を先に読んでね!!
夏場は水換えサイクルを短くする
普段2週毎に1/3の水替えを行っていたのであれば、1週ごとに1/4程度と換水サイクルを変更するとよいでしょう。
水換えはただ水を変えるだけでなく同時に水槽内を簡単に掃除します。
水換え時に行うことは
▼我が家の60㎝水槽は、外部フィルターと底面フィルターを併設しています。
外部フィルター吸い込みスポンジの掃除
水槽の水を使って、スポンジだけもみ洗いをします。
ガラス面の掃除
100均のメラミンスポンジで汚れをこすりましょう。
底面フィルターの掃除
GEX『そうじやさん』で砂の中のゴミも一緒に掃除します。
水換えと外部フィルター内部の掃除は一度に行いません。バクテリアがいなくなり、ろ過能力がなくなってしまいます。
フィルター併設がおすすめ
夏場は水換えサイクルを短くなることで、フィルターメンテナンスのサイクルも短くなりますので、フィルター併設がおすすめです。
我が家の60㎝水槽は外部フィルター+底面フィルター、45㎝水槽は外部フィルター+投げ込み式フィルターを併設しています。
メリット
- フィルター掃除のときに水をきれいにするバクテリアの活性が下がってしまいますので、2台あれば1台ごとに時期をずらして掃除をすることでバクテリアの減少を防ぐことができます。
- 1台故障しても水質が急激に悪化しないため、グッピーに影響が少なくなります。
デメリット
- フィルター購入時の費用がかかります。
- フィルターの設置場所が必要となります。
- 水槽内の景観が悪くなります。
「水槽の掃除屋さん」との混泳
我が家は水槽のお掃除を熱帯魚にお手伝いしてもらっています。水槽にはオトシンクルスやコリドラス、貝も混泳しています。
他の魚と混泳する場合は、相性が良い魚を十分理解して選ぶようにしてください。
相性が良くても大きさが違うと食べられてしまうこともありますので、稚魚との混泳は避けましょう。
夏場はエサを少なく
冷却ファンを使用しても水温が30度を超える場合もあります。
水温30度を目安に超えたら、極力エサは与えないようにしていきます。
また、消化の良いエサを与えましょう。
夏場は飼育数を少なく
夏場は飼育数が増えると自然と水質も悪くなりますので、増やさないようにします。
我が家での繁殖は春と秋の2回だけとしています。夏や冬に繁殖を行うと、暑さや寒さが原因で子供のグッピーにストレスを抱えてしまうこともあります。
そのため、夏や冬においてグッピーの繁殖はさせていません。結果的に夏場は飼育数が増えないようにしています。
水槽の水位を高めに
水槽冷却ファンを使用する時期は水槽内の飼育水がよく減りますので、足し水を忘れないようにしましょう。
水位についても高めにするとよいでしょう。
まとめ
夏場は「水換えサイクルを短く」「エサは少なく」「魚の飼育数を少なく」「水槽水位は高めに」水槽の適切な管理を行い、上手に夏を乗り切りっていきましょう。