
「WP Multibyte Patch」が必要な3つの理由【誰でもわかる】

WordPress5.0以降では「WP Multibyte Patch」プラグインが入っていません。
しかし、日本語のサイトやブログを作る場合、文字化けなどの不具合を防ぐため「WP Multibyte Patch」が必要です。
今回は「WP Multibyte Patchが必要な3つの理由」について、初心者でも分かりやすく解説していきます。
「WP Multibyte Patch」が必要な3つの理由
- 日本語による文字化けを防いでくれる
- ピンバック時の不具合を直してくれる
- 検索時に、全角スペースが使える
「WP Multibyte Patch」とは?
「WP Multibyte Patch」とは、日本語版WordPressにおける、日本語の文字化けを防ぐためのプラグインです。
元々、WordPressはアメリカで開発されたツールなので、基本的に英語がデフォルトになっています。
このため、言語表示を日本語にすると文字化けが起きる可能性があります。
WordPress5.0以降のバージョンでは最初から入っていませんので、WordPressをインストールしたら必ず「WP Multibyte Patch」をインストール&有効化しましょう。

有効化後は、基本的にプラグインの設定をする必要は無いよ!
なぜ「WP Multibyte Patch」が必要なの?
「WP Multibyte Patch」が必要になる理由は、
- 日本語による文字化け対策
- 日本語が含まれるピンバック時の不具合対策
- WordPress内で全角スペースを用いた検索
以上の3つです。
日本語による文字化けを防いでくれる
メールフォーム機能やトラックバック機能において、日本語を含んだ文章を送受信すると文字化けをすることがあります。
また、画像などのファイルをアップロードする時、ファイル名に日本語が含まれていると、ファイル名が文字化けをする可能性があります。
これらは、「WP Multibyte Patch」を有効化しておくと、文字化けを防ぐことができます。
ピンバック時の不具合を直してくれる
WordPressで作ったサイトを手軽に相互リンクするピンバック機能でも、サイト名や記事内容に日本語が含まれる場合、ピンバック時に不具合が起きてしまうことがあります。
これも「WP Multibyte Patch」を有効化することで、ピンバック時の不具合を防ぐことができます。
検索時に、全角スペースが使える
WordPress内で検索する場合、デフォルトでは全角スペースで区切っても反映されません。
「WP Multibyte Patch」を有効化することで、全角スペースでキーワードの区切りを行えるようになります。
「WP Multibyte Patch」の導入方法
「WP Multibyte Patch」を導入方法は、WordPress本体をインストールした時点のバージョンによって手順が変わります。
- バージョン5.0以降→プラグインのインストール&有効化が必要
- バージョン4.9以前から使用→有効化するだけでOK
WordPress5.0以降のバージョンを使っている場合
1.WordPressにログイン後、「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
2.プラグインの検索ボックスに「WP Multibyte Patch」を入力します。
3.「WP Multibyte Patch」が検索結果に表示されたら、「今すぐインストール」をクリックします。

4.インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

WordPress4.9以前のバージョンから使っている場合

4.9バージョン以前では最初から入っているので、必ず有効化しよう!

まとめ
というわけで、今回は「WP Multibyte Patchが必要な3つの理由」について解説しました。
WordPressで日本語を含むサイトやブログを作る場合、そのままだと文字化けなどの不具合を起こすことがあるので、「WP Multibyte Patch」を有効化して、文字化け不具合を防いでおきましょう。