【WordPress】Jetpackは必要?不要?1つのポイントで判断しよう!
WordPressでサイトやブログを立ち上げる際、最初にプラグインを入れる方も多いですよね。
その中で、『Jetpack』 をインストールする初心者も多いのではないでしょうか。
しかし、私の場合は、必ずしも『Jetpack』を入れる必要はありません。
ネットで調べてみると、
『Jetpack』入れた方がいいよ!
『Jetpack』は入れない方がいいかも・・・。
と、色々な賛否両論の意見がありますね。
『Jetpack』を入れるべきかどうかのポイントは、
- WordPressサイト(ブログ)を複数人で管理するかどうか
これだけで判断できます。
『Jetpack』とは?
『Jetpack』とは、WordPress.comを運営しているAutomatic社が開発しているプラグインです。
元々はWordPress.com専用のプラグインでしたが、現在はインストール版WordPressにもプラグインとして公開されています。
なお、WordPress.comはレンタルブログサービスとして運営されているため、機能や価格についてもインストール版WordPressとは異なります。
詳しくは以下の記事をお読みください。
『Jetpack』を必要かどうか分かるポイント
冒頭にも書いた通り、『Jetpack』が必要かどうか判断できるポイントは、以下の1つだけです。
- WordPressサイト(ブログ)を複数人で管理するかどうか
その理由としては、複数人でWordPressサイト(ブログ)を管理する場合、『Jetpack』のサイト統計レポート閲覧の許可を権限ごとに設定できるからです。
「統計レポート閲覧の許可」は、デフォルトでは管理者のみとなっていますが、「Jetpack」→「設定」→「トラフィック」→「サイト統計情報」タブで、「統計レポートの閲覧を許可するユーザー」項目から
- 編集者
- 投稿者
- 寄稿者
- 購読者…etc
と、権限ごとに設定することができます。
もちろん、個人でも統計情報を使うことはできますが、他のアクセス解析ツールと一緒に使っている方も多いので、『Jetpack』を使う必要は無いです。
統計情報以外の機能は必要?
『Jetpack』は、統計情報の他にも以下の機能が無料で使えます。
- プロテクト機能
- ダウンタイムのモニター表示
- プラグインの自動アップデート
- WordPress.comからログインする
- WordPress.comツールバーの表示
- サイトの認証
- XMLサイトマップ作成
- カルーセルギャラリー表示
- MarkDown構文
- LaTeXマークアップ言語で作成
- ショートコード作成
- カスタム投稿タイプ(推薦文、ポートフォリオの作成)
- 無限スクロールなど、テーマの拡張機能
- ウィジェット機能の拡張
- メールから投稿する機能
- コメント機能の拡張
- WordPressいいねボタン
- 投稿をSNSに自動的に共有する機能
- SNS共有ボタン
- 短縮URL化の機能
- サイトアクセラレーター
- 画像の遅延読み込み
無料版でも多いけど、全機能をONにしなくても使うことはできるよ!
とはいえ、ログイン時のセキュリティを強化してくれる『SiteGuard WP Plugin』などの代替プラグインや、テーマ機能で置き換えることもできるので、『Jetpack』は入れなくても大丈夫です。
補足:『Jetpack』は重い?
ネットで調べてみると、
『Jetpack』が重い・・・。
という意見もあります。
実は私もそうでした・・・。
私が当ブログを始めたばかりの時は、最初は何にも調べずに『Jetpack』を入れたことがありました。
ですが、『Jetpack』を入れた直後、
- ブログ記事の投稿が完了するまで5秒~十数秒かかった
- WordPressの管理画面に移動する時間が数秒かかった
・・・など、若干重くなってしまった。(^_^;)
色々と機能をOFFにしても、速度面は全く変わらず。。。
最終的に『Jetpack』を使うのを辞めたら、ブログ記事の投稿が早くなり、管理画面の移動もサクサクとできるようになりました。
『Jetpack』は多機能だが、サイトが重くなりやすいので、特別な理由が無ければ『Jetpack』は使わない方が良くなる
まとめ
『Jetpack』は多くの機能が無料で使えるプラグインで、その中でもアクセス解析のレポートを複数人で共有できる機能があるため、とても便利に見えます。
しかし、個人でWordPressサイト(ブログ)を運営する場合は、他のプラグインやテーマ機能でも十分ですので、『Jetpack』を使う必要はありません。
どうしても『Jetpack』を使いたい場合は、必要最低限の機能だけで使う方が良いでしょう。