
PCストレージはHDD?SSD?【こだわりが無ければSSDがオススメ】

パソコンのストレージはHDDとSSDの2種類がありますが、特にこだわりが無ければSSDを選んだほうが良いです。

でも、SSDって値段が高いでしょ?HDDにした方がコスパ高いのでは?

確かに、SSDはHDDより価格が高いけどね。でも、OSの起動時間やデータの読み書きの速さを重視したいのであれば、SSDが絶対オススメだよ!
パソコンのストレージは2種類ある

パソコンのストレージは、主に2種類が基本です。
HDD・・・ハードディスクドライブ
SSD・・・ソリッドシステムドライブ
この2つを簡単に解説すると、以下の通りとなります。
HDD | SSD | |
---|---|---|
メリット | 価格が安い 容量が多い | 衝撃や振動に強い 動作音が無い データの読み書きが速い 消費電力や発熱量が少ない(ただし、高性能SSDだと消費電力が多い) |
デメリット | データの読み書きが遅い 衝撃や振動に弱い 動作音がある 消費電力や発熱量が多い | 価格が高い 容量が少ない |
要するに、
- HDDはデータの読み書きは遅いが、多くのデータを保存できるストレージ
- SSDは価格が高いが、データの読み書きが速いストレージ
と覚えておくと良いです。
ストレージの寿命はHDDもSSDも同じ
ストレージの寿命は使用環境にもよりますが、約3~5年です。
昔のSSDでは、1年未満で寿命を迎えるケースが多くありました。
しかし、現在はSSD規格の進化によって、大量のデータを読み書きできるようになり、SSD本体の平均寿命もHDDの平均寿命とほぼ同じになりました。
そのため、SSDの寿命はそれほど気にしなくても大丈夫です。
新しいパソコンに買い替えるならSSD搭載パソコンがオススメ
HDDとSSDのメリット・デメリットなどを簡単に解説しましたが、最近はSSDの値段も下がっており、またSSDの寿命自体もHDDと変わらなくなっていることもあります。
そのため、これから新しいパソコンに買い替える予定がある方は、SSD搭載のパソコンをオススメします。
SSDの容量は512GB以上がベスト
SSDの容量が少なすぎると、OSとアプリだけで空き容量が無くなってしまいます。
また、1TB以上の大容量だと、その分価格も上がってきてしまうデメリットがあります。
そのため、どのような用途であっても、できれば512GBの容量を持つSSDを搭載したパソコンがあれば十分です。
特にゲームだと、タイトルによっては容量が100GBを超えるものもありますので、色々なゲームを遊びたい場合は、512GB~1TBの容量を選んだほうがいいと思います。
デュアルストレージは必要?
デュアルストレージとは、1台のパソコンにSSDとHDDを組み合わせたストレージのことを指します。
SSDにおける「データ読み書きが速い」メリットと、HDDにおける「データを大量に保存できる」メリットのいいとこ取りを合わせているため、2台でSSDを使うよりコストパフォーマンスが高くなります。
たくさんの写真や動画などを加工したい方や、使わないデータを保管したい場合であれば、デュアルストレージも検討してみるといいでしょう。
大量のデータを保存したい場合は、外付けHDDも検討しよう
ただし、デュアルストレージでもHDDやSSDの故障によるデータ消失のリスクもあります。
もちろん、動画編集などに必要な画像素材をたくさん保存する場合だと、デュアルストレージでも容量不足になることがあります。
- 家族の写真などの大切なデータを確実に保存したい
- 動画編集のために使う画像・音声などのデータをたくさん保存したい
このような場合は、外付けHDDやNASなどにデータを保存しておくと良いです。
ちなみに、私はデータのバックアップ用として、外付けHDDを2台使っています。
複数台の外付けHDDにデータを保存しておいた方が、片方の外付けHDDが故障した場合であっても、もう片方の外付けHDDが動作していれば、大切なデータが失ってしまうリスクを減らせるからです。
まとめ
というわけで、今回は「パソコンのストレージはHDDかSSDのどちらが良いか」について解説しました。
昔はHDDが主流でしたが、現在はSSDを搭載しているパソコンが多いです。
そのため、特にこだわりが無ければ、SSD搭載のパソコンを選ぶことをオススメします。

データの読み書きが速いほど、ストレスなくパソコンが快適に使えるからね!