メダカの屋外飼育「ガラス水槽で飼育する場合は?」
私は屋外メダカの水槽では睡蓮鉢の他に、メダカ繁殖用や飼育水の汲み置き用としてガラス水槽も使っています。
初めて屋外でメダカを飼う初心者の方は、
ガラス水槽だと屋外でメダカを飼うのは難しいじゃないの?
屋外のガラス水槽でメダカを飼っているけど、夏は水温が常に高いし、冬は冷たくなっちゃう・・・。
ガラス表面のコケが気になる・・・。
と、心配なのでしょうか?
でも、しっかりと工夫すればガラス水槽でも使えるよ!
ガラス水槽が屋外では不向きの理由は?
ガラス水槽は「横からでも観察できる」「設置場所に合わせた大きさを選ぶことができる」というメリットがあるにもかかわらず、なぜ屋外メダカの飼育にガラス水槽は向いていないでしょうか?
ガラス水槽が屋外では向いていない理由
- 断熱性がないので外気の影響を受けやすい。そのため、夏は水温が上がりやすく、冬は下がりやすい。
- 太陽の影響でコケまみれになりやすい。
- ガラス面の汚れが目立つ。
- シリコンが紫外線に弱く、劣化する。
確かに、「ガラス水槽で屋外メダカ飼育」だと色々とデメリットがあるよね。
でも大丈夫!「外気の影響を受けない対策をする」ことと「底面フィルターを使う」ことで、屋外でもガラス水槽が活躍できるよ!
屋外で不向きな「ガラス水槽」も我が家では活躍しています
我が家のガラス水槽(60㎝)は2台あります。
以前グッピーの飼育に使用していた水槽ですが、捨てるにはもったいないので、工夫しながら使用初めてからもう7年以上程度たっています。
1台は水の汲み置き用、もう1台は稚魚の育成に使用しています。メダカの越冬に落ち葉を入れて試験を行ったこともあります。
我が家では、以下の方法で工夫しています。
- 外気の影響を受けないようにする(夏はすだれ、冬は断熱材で覆う)
- 底面フィルターを使う
外気の影響を受けない対策を行っている
▼冬は断熱材を覆い、水温が下がらないようにしています。
▼5月からはすだれを掛けています。
真夏の炎天下の場合は2枚かけておくと安心です。
今年はすだれが飛ばされないようにとりつけました。
水槽の上にすだれをそのまま置いてしまう人も多いですが、中に熱がこもりやすくなるので、隙間をつくってかけるようにしましょう。
底面フィルターも水温を下げる効果があります
底面フィルターは水槽の水をきれいにするだけではありません。
エアレーションにより水は気化する際に熱を奪うため、水の蒸発を促し、水温を下げる効果もあります。
すだれと一緒に使うと、さらに水温が上がりにくくなるよ!
まとめ
屋外で不向きといわれているメダカの「ガラス水槽」も色々な工夫を行えば、メダカを楽しく飼育することができます。
ぜひ、試してみてくださいね。
今回の記事が参考になれば幸いです。