グッピーの飼育「水槽メンテナンス」
水槽の掃除は全ての作業を一気に行ってしまうと、環境の悪化に繋がってしまいます。なので、ローテーションを決めて掃除をおこないます。
この記事では、グッピーの飼育「水槽メンテナンス」について解説していきます。
メンテナンスのタイミング
1.ガラス面の掃除
水換え作業にあわせて毎回行います。
ガラスが汚いと見づらくなりますので、熱帯魚がよく鑑賞できるように正面側だけは汚れたらその都度掃除を行います。
2.底床(底砂)掃除
水換え作業にあわせて月2回程度行います。
3.水換え作業
1~2週間に1回行います。
4.ろ過フィルターメンテナンス
外部フィルター・外掛け式フルターは吸い込み口にスポンジフィルターを装着しているので定期的にスポンジだけを洗い、本体についても単独で掃除をします。
底面ろ過フィルターだけは「水換え作業」にあわせて行います。
グッピーは水槽から取り出しはしません。そのまま作業を行います。
掃除の前に器具のコンセントを抜いてから!!
掃除をするときは「まず器具のコンセントを抜いてから」行います。
ろ過フルターを運転中に掃除をしてしまうと、よごれた水やごみがろ過フルターに入ってよごれてしまうからです。
掃除の手順
それでは、実際にグッピー水槽のメンテナンスの手順について書いていきます。
1.ガラス面の掃除
ガラス面、電源コード、エアーホース等についたコケや汚れは、メラミンスポンジを使用して汚れを拭き取ります。
コケ取りに水槽掃除用ヘラを使用する場合は、ガラスの継ぎ目のシリコンやガラス面に傷をつけてしまうこともありますので、ていねいに取り除きます。
2.底床(底砂)掃除
大磯砂の掃除は『GEXそうじやさん』の先端で砂をかき混ぜゴミと一緒に水槽の1/3~1/4の水を吸い上げます。
大磯砂の掃除では「プロホース」は砂が詰まりやすいので、『GEX そうじやさん』がおすすめです。
3.水換え作業
底砂の掃除が終わりましたら、バケツに水道水を汲み温度合わせを行ってから、カルキ抜き(中和剤)を入れて、よくかきまぜた水を静かにゆっくり入れます。
水換えが終わったら、ろ過装置等の電源を入れて運転状態を確かめて終了です。
水槽掃除の際に、水槽表面をガラス磨き用の洗剤を使用することは絶対にやめましょう。
4.ろ過フィルターメンテナンス
ろ過フィルターのメンテナンスについては、以下の記事をそれぞれお読みください。
▼外部式フィルターの場合はこちら
▼底面式フィルターの場合はこちら
▼投げ込み式フィルターの場合はこちら
▼外掛け式フィルターの場合はこちら
我が家の45㎝水槽は実はあまり汚れない
45㎝水槽の掃除は「貝」と「コリドラス」にお任せです。水槽内に入れておくだけで水槽をきれいにしてくれます。
ですから、普段は外部式ろ過フルターのスポンジをゆすぐことと、水面から上のガラス面をメラミンスポンジでふき取る程度ですんでいます。
まとめ
大ががりの掃除はグッピーにストレスを与えますので、ふだんから面倒であってもこまめに掃除をして、美しい水槽を維持しましょう!