コピーライトの基礎知識と正しい書き方【初心者向け】
Webサイトやブログのフッター部分によく書かれている「コピーライト」。その「コピーライト」をどうやって書けばいいか分からない人も多いですよね。
先にコピーライトの正しい書き方となりますが、以下のようにシンプルで書きます。
© 2020 作者の名前、もしくはニックネーム
この記事では、「コピーライトの基礎知識と正しい書き方」について、初心者でも分かりやすく解説していきます。
コピーライトとは?
コピーライトとは、著作権と同じ意味を持ちます。著作物が作者の著作権を持っていることを示す印のことを指します。
コピーライトの表記は必要?
コピーライトの表記が必要か、必要でないかについては、以下の著作権の条約によって違いがあります。
ベルヌ条約 | 無方式主義。 コピーライトを書かなくてもいい。 |
---|---|
万国著作権条約 | 方式主義。 コピーライトが必要。 |
日本は「ベルヌ条約」と「万国著作権条約」両方とも入っているので、基本的にはコピーライトを書かなくても大丈夫です。
ただし、現在でも「著作権を守るため」あえてコピーライトを載せる事が多いです。
コピーライトを書く3つのメリット
コピーライトを書くメリットは、以下の3つだよ!
- 無断転載やコピーを未然に防ぐことができる
- いつから・誰が著作権を持っているか分かる
- 閲覧者に安心感を与えることができる
無断転載やコピーを未然に防ぐことができる
コピーライトが書かれていないサイトでは、「コピーOK」だと勘違いして、無断で転載やコピーをしてしまうことも多いようです。
そのため、コピーライトを書くことにより、無断転載・コピー対策として役に立ちます。
いつ・誰が著作権を持っているか分かる
Webサイトやブログは、いつ・誰が作ったかどうか分かりません。そこで、著作物にコピーライトで表示することによって、誰がいつ、このサイトやブログを作ったかどうか判断ができるようになります。
また、著作権の保護期間は、作者の死後および作品の公開後70年までなので、その作品の著作権がいつ切れるかどうか把握できることもメリットになります。
閲覧者に安心感を与えることができる
もちろん、メリットはサイトやブログの著作権を持っている方だけではありません。
サイトやブログに訪れた閲覧者からは、コピーライトが書かれているサイトやブログは「信頼できる」という安心感を与えることもできます。
コピーライトは書いた方が、メリットがあるよ。
コピーライトの正しい書き方
▼コピーライトの正しい書き方は、以下の通りとなります。
コピーライトの記号はそのまま変換した場合、機種によっては文字化けする可能性があります。心配な場合は、「(c)」で代用しても構いません。
また、コピーライト表記で一番初めに書く「Copyright」と、最後に書く「All Rights Reserved.」については、基本的に必要ありません。
HTMLで書く場合
HTMLでコピーライトを書く場合は、以下の通りとなります。
© 2020 作者の名前、もしくはニックネーム
コピーライトの記号をHTML上で表示する場合、文字実体参照の「©」で入力するか、記号の部分を「(c)」で入力することになります。
まとめ
コピーライトは無くても大丈夫ですが、コピーライトを書いた方が無断転載などの予防や、誰がいつ作ったかどうか明確に分かるなど、大きなメリットがあります。
今回の記事が参考になれば幸いです。m(_ _)m