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あのキャラクターって、著作権があるの?

こんな疑問、ありませんか?

漫画やアニメなどの多くの芸術作品は著作権法で保護されていますが、キャラクターも著作権として扱われるのでしょうか?

※2021年6月2日更新しました。

キャラクター自体の著作権は認められていない

まず結論から言いますと、

キャラクター自体の著作権はありません。

そもそも、著作物として扱われるのは、漫画やアニメ、ゲームなどの芸術作品のみであり、キャラクター自体は著作物として扱われません。

登場する作品におけるキャラクターの具体的な容姿や特徴を文章やイラストなどで表したものが、初めてキャラクターに著作権が付きます。

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じゃあ、どうやってキャラクターの権利を保護したらいいの?

と悩むクリエイターも多いでしょう。

その場合は、

キャラクターを商標として登録する

ということです。

これについては後で解説します。

キャラクターと著作権にまつわる疑問

特にキャラクターと著作権において、気になるのが「コスプレ衣装・ハンドメイド作品」「二次創作」ですね。

これらについても著作権上では問題ないのか、解説していきます。

キャラクターのコスプレ衣装やハンドメイド作品は著作権違反?

キャラクターのコスプレ衣装やハンドメイド作品を作ること自体は問題ありません。

ですが、自分で作ったキャラのコスプレ衣装やハンドメイド作品を、権利者の許可なく公に販売することは著作権法違反となります。

過去にはキャラクターのコスプレ衣装をネットで販売した業者の方が著作権侵害で逮捕されるケースもありました。

そもそも、コスプレ衣装やハンドメイド作品の元となったキャラクターでは、既に具体的な特徴(衣装や外見など)がイラストなどで表しているため、具体的な表現を示したキャラクターは著作権として保護されます。

こういったことから、キャラクターのコスプレ衣装やハンドメイド作品を作って販売したい場合は、事前に権利者からの許可を取らなければいけません。

なお、自分や家族だけ使うためにコスプレ衣装やハンドメイド作品を作る場合は、著作権の例外である私的利用として扱われるので大丈夫です。

キャラクターを使って二次創作は大丈夫?

人気キャラクターを使って二次創作した場合はどうなるでしょうか?

二次創作は原則著作権法違反となりますが、現状では原作者による黙認や、キャラクター自体は著作権が無いため、二次創作はグレーゾーンに当たります。

ただし、キャラクターの元イラストとほぼそっくりトレース/デッサンした作品の公開や、既存キャラクターを元にして作成したアスキーアート(AA)を掲示板などに投稿することは、著作権法違反になります。

自分だけで楽しむために二次創作やアスキーアートを作ったり、イラストの力を磨くためにトレースやデッサンの練習をするだけの場合であれば、私的利用として扱われます。

キャラの権利を保護したい場合はどうすればいいの?

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キャラクターが登場する作品において、具体的な特徴をイラストなどで表現した場合は著作権が付きますが、キャラクターそのものだけでは著作権は認められないのが現状です。

そのため、

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自分が作ったオリジナルキャラクターの権利を保護したい!

となれば、商標登録することをおすすめします。

商標:個人、あるいは企業が提供している製品・サービスであることを示す標識やシンボルマークのこと。

なぜなら、個人や企業によって商標登録されたキャラクターを無断使用された場合は、裁判所に使用差し止めや損害賠償請求などの申請を行うことができるからです。

キャラクターは著作権として認められませんが、商標として登録することによって人気キャラクターの無断使用を防ぐことはできます。

商標登録方法については、特許庁の「初めてだったらここを読む~商標出願のいろは~(外部サイト)」をお読みください。


というわけで、最後にまとめ。

  • キャラクター自体は著作権として扱われない
  • キャラクターの権利を守りたい場合は商標登録をする必要がある
  • キャラクターが登場する作品において、具体的な特徴を表現した場合は著作権が付く
  • キャラクターのコスプレ衣装やハンドメイドを作る自体は問題無し
  • ただし、キャラクターのコスプレ衣装やハンドメイドを販売することは違法
  • キャラクターを使った二次創作は違法だが、グレーゾーン
  • キャラクターを元にしたアスキーアートは著作権違反になる

キャラクター自体に著作権はありませんが、「そのキャラクターを自由に使える」ことでもありません。

これから自分でオリジナルキャラクターを作りたい場合は、事前にキャラクターにおける著作権についても一度考えておきましょう。

お役に立てれば幸いです。

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