著作権が切れた古い作品は自由に使っても大丈夫?

近年では、江戸時代に描かれた浮世絵を用いてアレンジしたグッズを見かけることも増えてきました。

また、昔の浮世絵を元にしてアレンジした作品がネット上にも溢れています。

では、浮世絵のように著作権が切れた古い絵画などの作品は、自由に使っても大丈夫でしょうか。

まず、結論から言えば、

著作権が切れた古い作品は自由に使うことができます。

著作権切れの絵画は基本的に自由に使える

著作権が切れた絵画などの作品はパブリックドメインとなり、その作品は自由に使うことができます。

日本国内における著作権の保護期間は「作者の死後、もしくは作品の公開後70年」ですので、作者の死後/作品公開してから既に70年以上経過している作品は著作権が自動的に切れ、パブリックドメイン扱いとなります。

要するに、初代葛飾北斎が描いた『富嶽三十六景』など多くの浮世絵は、既にパブリックドメインとなっているので、二次創作など自由に使うことができます。

海外の古い絵画などの作品は?

海外の古い絵画の作品においても、その作品が制作された各国の著作権の保護期間が切れていれば、その作品を自由に使うことができます。

ただし、海外の古い作品によっては国ごとの条約や戦時加算が適用されている場合もありますので、利用する場合は注意しましょう。

著作権が切れた作品を使う場合の注意点

ただし、以下のような画像については、場合によっては第三者の著作物に帰属することがあります。

  • 古い絵画をカメラなどで撮影された画像
  • 古い絵画を用いて二次創作した画像

古い絵画をカメラなどで撮影された画像

昔の人が描いた絵画を使いたい場合は、まずその絵画をデータ化して、パソコンやスマホなどに画像として取り込む必要があります。

しかし、そのままでは簡単にデータ化することはできませんので、自分で古い絵画をカメラ・スマホで撮影することになります。

その場合は、自分で古い絵画をカメラやスマホで撮影することになります。

ここで、気を付けたいのが「撮影時のアングル」など、カメラやスマホで撮影する時の構図や工夫です。

普通に真正面から撮影した場合であれば問題ありませんが、絵画を撮影する際に違う角度から撮影した場合は、撮影された画像が創作性を持った作品に当たるため、撮影者の著作物になります。

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要するに、斜め上から古い絵画を撮影した場合でも、撮影した人の著作物に当たるよね。

古い絵画を用いて二次創作した画像

古い絵画を元にして、以下のように加工した画像についても注意が必要です。

  • 古い絵画にキャラクターを加えるなどの二次創作をした場合
  • 撮影した画像を画像編集ソフトなどで色味を加える等の加工をする場合

このような加工を行い、かつネット等に公開した場合は、二次創作や画像加工をした方の著作物として帰属されます。

そのため、一見古い作品として見えても、実は他の方がアレンジした作品だった、ということにもなりかねません。

ネット上では古い絵画や作品をアレンジした画像が公開されていますが、こういった画像は作った人の著作物になりますので、無断で画像素材などに使用してはいけません。

そのため、既にデータ化されている古い絵画を使いたい場合は、画像素材サイトから使う必要があります。

著作権切れの画像をダウンロードできる画像素材サイト

ネット上では著作権が切れた古い作品などのパブリックドメインを自由に使うことができるフリー素材サイトも公開されています。

以下のサイトは、商用利用可能・画像加工可能・クレジット表記無しで使えます。

なお、画像素材を使う前に各サイトの利用規約や注意書きをよく読んでから利用するようにしましょう。

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ブログやサイトなどで古い絵画の画像を使う場合は、画像素材サイトから使った方がオススメだよ!

まとめ

というわけで、今回は「著作権が切れた古い作品は自由に使っても大丈夫?」について解説しました。

著作権の保護期間が切れた古い作品については、国の条約や戦時加算など特別な事情が無い限り、自由に使うことができます。

ただし、著作権切れの古い作品でも、カメラで撮影した絵画の画像を加工した場合や、古い作品を使って二次創作をした場合は、撮影者や制作者の著作物として認められる場合があります。

ブログやサイトの素材として古い絵画の画像を使う場合は、これらにも注意しておきましょう。

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