モバイルバッテリーの正しい選び方・使い方!【激安製品は危険】
日常的にスマートフォンを使うようになった今、バッテリー切れに備えてモバイルバッテリーを所持している方も多いです。
とはいえ、お店には様々なモバイルバッテリーがたくさん販売されているので、初めてモバイルバッテリーを買う方にとって、どれを選んだらいいか分からないですよね。
今回は、「モバイルバッテリーの正しい選び方と使い方」について、初心者でも分かりやすく解説していきます。
モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーとは、携帯電話やスマートフォンを充電する機器です。
持ち運びができる他、災害時の非常用バッテリーとしても使うことができます。
モバイルバッテリーの正しい選び方
次に、「モバイルバッテリーの正しい選び方」について解説していきます。
- PSEマークが付いているか
- 事故防止の機能があるか
- 信頼できるメーカーか
- 使用用途に合わせた容量を選ぶ
PSEマークが付いているか
1つ目は「PSEマークの有無」です。
PSEマーク(電気用品安全法)とは、経済産業省が管理している法律です。簡単に言えば「電化製品による事故を防止するための法律」のことを指します。
様々な手続きや厳しい検査を受けて合格したモバイルバッテリーだけPSEマークが認定されるため、PSEマークの付いたモバイルバッテリーは安全性が高いと言われています。
モバイルバッテリーを買い替える際は、必ずPSEマークの付いたものを選ぶようにしましょう。
PSEマークが付いているからといっても、100%安全ではありません。
モバイルバッテリーの正しい使い方(後述)を守らないと、事故に繋がる恐れがあります。
事故防止の機能があるか
2つ目は「事故防止の機能の有無」です。
「事故防止の機能」とは、以下の3つの機能のことを指します。
- 過放電の防止
- 過充電の防止
- 発熱やショートからの保護
これらの機能がある製品は安全性が高いので、製品を選ぶ際はPSEマークに加えて「事故防止の機能」のある製品を選ぶようにしましょう。
信頼できるメーカーか
3つ目は「信頼できるメーカー」であるかどうか。
ノーブランドのメーカーだと、商品説明がなかったり、保護装置などが無かったりして心配になることも。
モバイルバッテリーはできるだけ信頼できるメーカーを選ぶようにしましょう。
使用用途に合わせた容量を選ぶ
4つ目は「使用用途に合わせた容量を選ぶ」こと。
当然ですが、容量が多い物はその分本体のサイズも大きくなります。
使用時の目安としては、以下のように参考にしておきましょう。
- 日常生活で使う場合:10000mAh以上の物
- 災害時でも使う場合:20000mAh以上の物
激安のモバイルバッテリーはリスクが高い
できるだけ安いモバイルバッテリーを買いたい!
ちょっと待って!激安の物はハイリスクになるよ!
近年はネット通販で販売されている激安のモバイルバッテリーも出回っていますが、これらの製品ではPSEマークや保護装置機能が無いものが多いです。
中には低価格で大容量を謳っている物もありますが、こういった物は商品の情報や説明が書かれていないこともあります。
そのためネット通販でモバイルバッテリーを買う場合は、くれぐれも「激安」という言葉に釣られないようにしましょう。
どうしても心配であれば、最寄りの電気屋さんで買う方が一番だよ!
モバイルバッテリーの正しい使い方
最後に、「モバイルバッテリーの正しい使い方」についてまとめていきます。
- 高温多湿・低温で使用しない
- 高い所から落とさない
- 充電中はスマホの操作をしない
- 異常を感じたらすぐに使用中止する
高温多湿・低温で使用しない
モバイルバッテリーは高温多湿や低温の環境が苦手です。
高温多湿で使用した時の事故の他、低温環境では電池の残量が大きく減ることがありますので、気温が25度前後の環境で使用するようにしましょう。
高い所から落とさない
高い所から落としてしまうと、モバイルバッテリーの故障や事故に繋がる危険があります。
心配な場合は耐衝撃ケースの中に入れておくようにしましょう。
充電中はスマホの操作をしない
モバイルバッテリーやスマホのバッテリーの劣化に繋がります。
異常を感じたらすぐに使用中止する!
- 中のバッテリーが異常に膨らんでいる
- モバイルバッテリーが手に持てないほど熱い
- モバイルバッテリーをうっかり落としてしまった
以上の状況にあった場合はモバイルバッテリーを使わず、新しい物に買い替えるか、メーカー等にお問い合わせしましょう!
モバイルバッテリーの異常を感じたままそのまま使い続けると危険だよ!
まとめ
というわけで、今回は「モバイルバッテリーの正しい選び方・使い方」について解説しました。
スマホの充電に欠かせないモバイルバッテリーですが、製品を正しく選ばなかったり、誤った使い方をしたりしていると、後で事故やトラブルに遭う可能性があります。
今回の記事を参考にしつつ、安全なモバイルバッテリーを選ぶ&モバイルバッテリーを正しく使用するようにしましょう。