モバイルバッテリーから充電できない!原因と寿命を延ばすポイント
急にモバイルバッテリーが充電できなくなった!
充電量が減った・・・。もしかして、モバイルバッテリーの寿命?
こんな悩み、ありませんか?
急にモバイルバッテリーが充電できない状況になれば、とても困りますよね。
特に、防災バッグの中に保管したモバイルバッテリーから充電できず、災害などの非常時でパニックになってしまうことも。
今回は、「モバイルバッテリーが充電できない原因と、モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法」について解説していきます。
モバイルバッテリーから充電できない原因
モバイルバッテリーからスマホなどに充電できない原因は、以下の通りです。
- 充電ケーブルが長すぎる
- 充電ケーブルの断線
- 出力電圧が不足している
- モバイルバッテリーの残量切れ
- モバイルバッテリーの寿命
- スマートフォンの寿命
充電ケーブルが長すぎる
モバイルバッテリーに接続する充電ケーブルが長ければ長いほど、スマホへの充電時間がかかったり、そもそもスマホに充電できなかったりする恐れがあります。
なるべく、短い充電ケーブルに繋げておきましょう。
充電ケーブルの断線
短い充電ケーブルに変えても充電できない場合は、ケーブルが断線している可能性があります。
ケーブルの断線は外から見ても分からないことが多いので、ケーブルに繋げても充電できない場合は、新しい充電ケーブルに買い替えましょう。
出力電圧が不足している
モバイルバッテリーの出力電力が不足していると、スマホに充電できない場合があります。
スマホの充電時間はA(アンペア)によって変わってきますので、お手持ちのモバイルバッテリーの出力電圧を確認しておきましょう。
参考
- 付属のスマホ充電器:1A
- 急速充電タイプのモバイルバッテリー:2.4A
モバイルバッテリーの残量切れ
モバイルバッテリーの残量切れに気づいていないまま、うっかり充電してしまう方も少なくありません。
充電ケーブルを買い替えても充電できない場合は、モバイルバッテリーを充電しましょう。
モバイルバッテリーの寿命
- モバイルバッテリーに充電しても、スマホ充電時の残量が少ない
- 充電回数が300回を超えている
このような場合は、モバイルバッテリーの寿命が来ている可能性がありますので、モバイルバッテリーを買い替えるようにしましょう。
スマートフォンの寿命
モバイルバッテリーを買い替えても、スマホ自体の電池の残量が少ない場合は、スマホの寿命が原因であると考えられます。
モバイルバッテリーの寿命を延ばすポイント
次に、「モバイルバッテリーの寿命を延ばすポイント」について解説します。
- バッテリー残量は60~80%を目安に
- 高温多湿で保管しない
- 充電しながらスマホ操作しない
余談ですが、モバイルバッテリーの寿命は充電回数に例えると300~500回といわれています。
そのため、充電回数が300回超えた場合は買い替えも検討しておきましょう。
バッテリー残量は60~80%を目安に
モバイルバッテリーを満タンにまで充電しておくと、バッテリーの寿命を早めてしまいます。
また、バッテリーの残量が完全に無くなった状態で放置した場合は過放電になり、最終的にモバイルバッテリーが使えなくなる可能性があります。
なるべく、バッテリーの残量は60~80%を目安に充電しましょう。
高温多湿や低温環境での充電はダメ!
モバイルバッテリーも生き物と同様に高温多湿や寒さが苦手です!
暑い場所で充電や保管すると火災事故の原因となり、寒い場所だとバッテリーの残量が減ってしまいます。
なるべく、気温(室温)が25度前後で風通しの良い場所で充電しましょう。
充電しながらスマホ操作しない
充電しながらスマホを使う方も多いですが、いわゆる「充電しながらのスマホ操作」は、モバイルバッテリーだけでなくスマホにも電池の寿命を縮めてしまいます。
また、充電時の熱が原因でバッテリーが急に膨らみ、最終的に事故発生に繋がる危険もあります。
充電しながらのスマホ操作は絶対にやめてね!
終わりに:長期保管時は1か月に1回動作確認を!
というわけで、今回は「モバイルバッテリーが充電できない原因と、モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法」について解説しました。
日常生活の利用の他、災害対策などで防災バッグに保管している方も多いですが、大切なのは「1か月に1回は動作確認をする」こと。
1度モバイルバッテリーからスマホや他の機器に充電できるかどうか確認しておけば、いざとなった時に安心して使うことができます。
モバイルバッテリーも、充電ケーブルと同様に消耗品です。今回の記事を参考にしても、モバイルバッテリーの調子が直らない場合は、新しい物に買い替えましょう。