Wi-fiルーターの寿命は何年?【買い替えのタイミングは3つ】
パソコンやスマートフォン、ゲーム機などにおいて、インターネット接続でよく使われるWi-fi。
しかし、Wi-Fiルーターは機械であるため、いずれは寿命がやっていきます。
- 「最近、Wi-Fiに繋がりにくくなった」
- 「Wi-Fiに接続する端末が増えた」
このような場合、Wi-Fiルーターの寿命が近いかもしれません。
今回は、「Wi-fiルーターの寿命と、買い替えのタイミング」について解説していきます。
Wi-fiルーターの寿命は2つ
Wi-fiルーターの寿命は、大きく2つに分かれます。
- 端末の寿命:およそ4~5年
- 規格の寿命:およそ2~6年
※ここでいう「規格の寿命」とは、Wi-Fiの性能における寿命のことを指します。
「基本的にWi-Fiでネットに繋がればいい」という場合、規格寿命は考えなくても大丈夫です。
ですが、Wi-Fiルーターを使い始めてから数年たつと、段々ネットに繋がりにくくなるため、いずれは新しいWi-Fiルーターに買い替える必要があります。
上の画像は高校時代から使っていた、バッファロー製のWi-Fiルーターです。買ってから約7~8年間使っていましたが、やはりWi-Fiに繋がりにくく感じてきたので、2020年12月に新しいルーターに買い替えました。
新しいWi-Fiルーターに買い替えるメリットは?
新しいWi-Fiルーターに買い替えるメリットは、
- IPv6やWi-Fi6などの新規格に対応しているので、ネットに繋がりやすい
- 接続できる端末が増える
などです。
特に、今のWi-FiルーターをIPv6やWi-Fi6などの新規格に対応している機種に乗り換えることで、ゲームや動画視聴でも快適に楽しむことができます。
また、インターネットに接続できる家電製品に買い替えるなどで、Wi-Fiに接続する端末が増えた場合も、一度に多数の端末に接続できる機種であれば、多くの端末を同時にWi-Fi接続しても通信速度が遅くならずに済みます。
買い替えのタイミングは?
Wi-Fiルーターの買い替えのタイミングは、以下の3つです。
- インターネット回線を光回線に乗り換えた
- Wi-Fiに接続する端末が増えた
- 高画質の動画を見る時間が増えた
インターネット回線を光回線に乗り換えた
高速の光回線に乗り換えても、Wi-Fiルーターが古いままだと、通信速度が遅いままになってしまいます。
そのため、光回線に乗り換えた場合、同時にWi-Fiルーターも買い替えた方が、サクサクとネットを楽しむことができます。
近年ではIPv6規格の接続に対応した光回線事業者も増えていますので、速度を改善したい場合はそちらも検討すると良いでしょう。
Wi-Fiに接続する端末が増えた
家族でWi-Fiに接続する機会が増えれば、その分混雑が発生してネットが繋がりにくく感じることもあります。
新しいWi-Fiルーターの場合、同時に接続できる端末が増えるメリットがありますので、家族でネットを楽しむほか、IoT家電によるネット接続もサクサクと操作しやすくなります。
高画質の動画を見る時間が増えた
近年の動画サイトでは高画質の動画が配信されることが多く、また混雑する時間帯では動画の再生が上手くできない、読み込みが遅くなるなどの場合も。
この場合、新しいWi-Fiルーターに買い替えることで、高画質の動画もサクサクと閲覧できるようになります。
新しいWi-Fiルーターへ買い替える時の注意点
新しいWi-Fiルーターに買い替えた場合、原則古いWi-Fiルーターのネットワーク設定を新しいWi-Fiルーターに引き継ぐことはできません。
ですので、新しいWi-Fiルーターに買い替えた後は、手動でネットワーク設定を行う必要があります。
※メーカーや機種によってはネットワーク設定の引越し機能を使うことで、古いWi-Fiルーターのネットワーク設定を一部引き継ぎできることがあります。
まとめ
というわけで、今回は「Wi-fiルーターの寿命と、買い替えのタイミング」について解説しました。
私自身も、古いWi-Fiルーターから新しいWi-Fiルーターに買い替えたことで、Wi-Fiの接続がさらに繋がりやすく感じました。
Wi-Fiルーターは「端末寿命」と「規格寿命」がありますので、Wi-Fiに繋がりにくく感じたと思ったら、新しいWi-Fiルーターに買い替えることも検討しましょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。
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