絶景の紅葉「奥多摩むかし道」ハイキング
今回は青梅線奥多摩駅前から奥多摩湖までの旧青梅街道「奥多摩むかし道」をご紹介します。
奥多摩むかし道とは
江戸時代は炭や石灰を運び出す道として使われていました。現在は、奥多摩駅と奥多摩湖を結ぶハイキングコースとして整備されています。
歩行時間は約4時間で初心者向けの人気のハイキングコースです。
アクセス
JR青梅線終点の奥多摩駅で下車、「奥多摩むかし道」の入口まで徒歩7分です。
注意点
お出かけ前には必ず、ご自身で時刻表やハイキング情報などをご確認ください。
コースマップ
駅前観光案内所で「奥多摩むかし道」の詳細な地図をもらうことができるよ!
ハイキングのルート
▼奥多摩駅からスタート
青梅街道(国道411号)を奥多摩湖方面に進んで行きます。
奥多摩駅からバスで奥多摩湖への逆コースだと、ほぼ下りだよ。
ハイキング前に「奥氷川神社」に参拝
▼奥氷川神社の氷川三本杉
樹齢650年高さ43m、根の部分は一本なのに、その先は3本になっています。
ハイキングコースには自動販売機やコンビニがありませんので、食べ物や飲み物は自分で用意するか、途中にあるデイリーヤマザキにて飲み物などを買っておくことをお勧めします。
ここからハイキングスタート
氷川神社の前を過ぎ、2つ目の信号に来ると案内板がみえます。
▼羽黒坂
羽黒三田神社の神門前の坂です。
奥多摩湖に向かってずっと上り坂を行きます。
すぐ下には国道411号線が見えます。
▼小河内線の廃線跡(正確には廃線ではなく、休止線)
小河内ダム建設のために敷設されたレールが残っています。
1952年に開通し小河内ダム完成までの1957年の5年間だけ運行していたそうです。
現在は私有地のため立ち入り禁止となっています。
小河内線の廃線跡に並行して進みます。
▼谷間に高架
▼トンネル
ハイキングコースの下のトロッコ線の廃線跡のトンネルをのぞいているところです。
▼槐木(さいかちぎ)
綺麗なトイレと休憩所があるよ。
▼小河内線高架
▼不動の上滝のトイレ
▼不動の上滝
▼小河内線鉄橋
▼桧村集落
▼白髭神社への石段
▼白髭神社
▼根元に立てかかる数本の枝
▼弁慶の腕抜き岩
ちょうど腕が入るサイズの穴でした。
▼「耳神様」
「いろは楓」樹齢200年の巨樹3本
紅葉スポットになっています。
▼「しだくら橋」
案内板には「橋の上に2人以上で乗らないでください」との注意書きがあります。
橋の上を歩くと結構揺れます。高所恐怖症の人は注意!!
橋を渡ると「むかし道」から外れてしまいますので、ここから渓谷を眺めるだけです。
▼しだくら橋からの渓谷
▼「動所吊橋」
この橋も「むかし道」から外れてしまいますので、渓谷の撮影だけです。
▼動所吊橋からの渓谷
▼右は岩肌が続き、左は木々の間から時々多摩川の渓谷
▼「西久保見晴らし広場」
ここからの眺めもまた最高です。
ここにはベンチとテーブルがあります。紅葉の下ではたくさんの人がお昼休憩されていました。お昼休憩にはちょうどよいタイミングなんですよね。
定員オーバーでしたので、この上の切り返しで上から紅葉を眺めながら昼休憩しました。
▼狭い登山道が続きます。
▼突然イノシシに遭遇・・・ビックリ!!
イノシシもまた、びっくりして転げるようにして逃げていきました。
ザックにすぐ鈴を取り付けたよ。
小河内ダムを見ながら奥多摩湖へ下っていきます。
バスの待ち時間があったのでダムを見学したよ。
▼小河内ダム
▼小河内ダムからの景色
赤い矢印は、今回通ったハイキングコースとなります。丸で囲んでいる部分はイノシシと遭遇した場所です。
ここでバスに乗って、奥多摩駅へ戻ります。
まとめ
「奥多摩むかし道」は、名前の通り歴史を感じながらのハイキングでした。
紅葉の時期は特におすすめです。