屋外メダカ水槽の最大の天敵ウキクサ駆除
増え始めたウキクサの駆除は本当に大変。ウキクサは見つけ次第すぐに駆除しないと大変なことになります。
今回は、メダカ水槽に増えすぎたアオウキクサの完全駆除方法について解説していきます。
アオウキクサの駆除は大変!
ビオトープ水槽はアオウキクサが繁殖中です。水面を覆いつくすので定期的に取り除いてもきりがありません。一枚でも残っていると、いつのまにか大繁殖してきます。
網で取っても取りきることができないほどのスピードで繁殖するので、とても大変!
ウキクサを完全に除去する方法は?
▼ビオトープ(2021年6月12日撮影)
アオウキクサを完全に取り除く場合は、水槽を完全に丸洗いするしかありません。
水槽をキレイに丸洗いするため、バクテリアは全ていなくなりますが、増えすぎたウキクサをほぼ全て取り除くためにも有効な手段ともいえます。
完全駆除には水槽をリセット
汲み置き用ガラス水槽にメダカを一時移動しました。
底砂、水草、水槽をよく洗い、水を入れて1週間程度放置し、ウキクサがないことを確認してからメダカを入れます。大磯砂はリセットも簡単にできます。
水槽に新しい水を入れた後にウキクサが出てきた場合は、網で取り除きます。
水槽を新しくセットした時に塩を入れるとよい
我が家は計量カップ付きで、微調整がしやすい「塩で元気!粉末タイプ」を使っています。0.3〜0.5%の塩分濃度に調整します。
※家にある食塩でも大丈夫です。
屋外メダカ水槽の底砂は大磯砂がおすすめ
屋外メダカビオトープ水槽で底砂を使用する場合は、大磯砂がオススメです。
メリット
- 永久的に使用できる(リセットしても、また洗って使用できる)
- ほかの水槽にも使える(室内のグッピー水槽と屋外金魚の水槽に使用中です)
- 屋外ガラス水槽の底面ろ過にも使用している
- 屋外水槽の投げ込みフィルターのろ材代わりにも使用している
デメリット
- 根をはりづらく栄養が含まれていないため、水草の育成には向かない
おわりに
今回は「屋外メダカ水槽の最大の天敵ウキクサの駆除」を解説しました。
ウキクサは早期発見・早期駆除をしないと、繁殖してからでは遅すぎます。他の水草に紛れて侵入しますので、水槽に水草を追加する場合はよく洗って侵入させないことが重要です。