メダカの屋外飼育「繁殖の準備」
厳しい冬を乗り越え、暖かい春を迎えると、メダカの繁殖時期を迎えます。
でも、せっかくならキレイになった水槽でメダカの稚魚を育てたいですよね!
今回は、「屋外メダカにおける、メダカ繁殖の準備」について解説していきます。
なぜメダカ繁殖の準備をするの?
冬の間に放置されたメダカ水槽はゴミや藻が生えていることが多く、そのままでは卵から生まれたばかりの稚魚も体調を崩してしまうことがあります。
メダカはキレイ好きなので、メダカを元気よく繁殖させたいなら、事前に水槽をキレイにしておくことが大切です。
メダカ繁殖の準備
次に、「メダカの繁殖用水槽の準備」について解説していきます。
繁殖用水槽をキレイに掃除する
冬の間に溜まったゴミや藻は全て取り、飼育水は全て新しい水に取り換えましょう。
フィルターや底砂も汚れている場合は、それらもキレイに洗います。
カルキが全て抜けるまで1~2日かかりますので、卵が付いた水草を入れる3日前を目安に洗っておくと良いです。
今すぐ水草を入れたい場合は、カルキ抜きを入れよう!
ゴミ・ヤゴの侵入対策
せっかく水槽をキレイにしても上からゴミが入ってきてしまうと、水面に浮いたゴミを取らなければならず、とても面倒ですね。
また、トンボがやってきて卵を産み付けられ、気が付いたら水槽がヤゴ(トンボの幼虫)だらけになってしまうことも。
水槽をキレイにするだけでなく、メダカの外敵であるヤゴや、ゴミの侵入を防ぐために、必ず水槽のフタ部分に網を掛けておきましょう。
水草の準備
暖かい春になり、久しぶりにメダカ水槽を見たら水草が減っていた!
ということはありませんか?
メダカは雑食性ですが、冬越し中にお腹が空いたメダカが水草を食べてしまう場合もあります。
そのため、親メダカ用水槽内にある水草が減っている場合は、ペットショップなどで新しい水草を用意する必要もあります。
オススメはマツモとホテイソウ。特にホテイソウは根っこに卵がくっつくので、ホテイソウを簡単に繁殖用水槽に移すことができます。
まとめ
というわけで今回は、「屋外メダカにおける、メダカ繁殖の準備」について解説しました。
特に卵や稚魚は親メダカよりもデリケートなので、事前に繁殖用水槽はキレイにしておき、かつ外敵やゴミの対策もしておけば、キレイな水槽で卵や稚魚を育てることができます。
今回の記事が参考になれば幸いです。