グッピーの飼育「エアーポンプの選定・設置の注意点」をご紹介!
投げ込み式フィルター、底面式フィルター、サテライト、エアーストーンなどを動かす動力としてエアーポンプは使われています。
この記事では、我が家でも24時間休まず働いている「エアーポンプの選定・設置の注意点」などについて解説します。
エアーポンプのメリット・デメリット
メリット
- 酸素供給において最も優れた器具
- 小型のものから大型のものまで対応できる機種がある
デメリット
- 音と振動がする
エアーポンプが動いている間は音や振動はしますので、静かなエアーポンプを導入すれば、音や振動によるデメリットも少なくなります。
エアーポンプの選定の注意点
水槽の深さを考慮する
水槽が深いと水圧が大きく、小さいエアーポンプだと空気が出ないこともあります。また接続する器具によって違いがありますので、適正な強さのエアーポンプを選ぶようにしましょう。
吐出量がワンランク上を選定する
エアーの供給量は使用する期間によってどんどん減っていきますので、吐出量がワンランク上のエアーポンプをお勧めします。
吐出口数
水槽の数が複数あれば2個のほうが使い勝手がよいです。1口の場合はエアーホースの途中に分岐コックをつけ分けることができます。
エアー量の調節
エアー量ダイヤル付きが便利です。ない場合はエアーホースの途中にエアー調整コックをつけて調整します。
エアーポンプの設置の注意点
- 水槽水の逆流による故障を防止のため、水面より上に設置します。
- 低い場合は必ず逆流防止弁を設置します。
- どんなに静かなエアーポンプでも音がします。できれば寝室には水槽は設置しないほうが良いです。
最近のエアーポンプは静かなものが多い!
静かなエアーポンプの代名詞といえば水作の『水心』ですが、最大のネックは価格です。
しかし、最近は色々なメーカーで静かなエアーポンプがあります。
現在はコトブキの『サイレントエアー(SA-4000W)』と、GEX『シオン S30』を使用しています。
エアーポンプは経年劣化で音が大きくなるので、GEX製は予備用に保存してある『イーエアー1000SB』と、コトブキの『サイレントエアー(SA-4000W)』の音を比較してみました。
個人的にはコトブキの『サイレントエアー』は、リーズナブルでおすすめできる静かなエアーポンプです。
あると便利なエアーポンプ
電池式エアーポンプがありますと、停電時のろ過フィルター停止の対策となります。
まとめ
エアーポンプを選ぶときに必ずチェックしたいのが、
- 価格
- 稼働時のパワー
- 静音性
の3つです。
ただ、グッピーにとっては多少の音よりはしっかりフィルター等の能力を発揮するエアーポンプを選定するとよいでしょう。