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20代のブロガーです。IT・インターネット関連や生活関連、趣味の1つである観賞魚などの記事を書いています。

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【Windows】ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違いを簡単に解説

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みきてぃ

Windows10/11(※)では、新たにアカウントを作成する時に「ローカルアカウント」で作成するか、「Microsoftアカウント」を紐づけてアカウント作成するか、どちらか選択することができます。

※Windows11では初期設定のみローカルアカウントの作成ができませんが、初期設定後にローカルアカウントへの切替えや新規ローカルアカウントの作成ができます。

今回は、この2つの違いについて解説していきます。

ローカルアカウント従来のWindowsのサインインのこと。
MicrosoftアカウントMicrosoftアカウントを使って、Windowsにサインインすること。
Microsoftサービスへのサインインや、Windows設定の同期ができるなどのメリットがある。

ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違い

ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違いは、以下の通りです。

ローカルアカウントアカウントを作成したパソコンだけログインできるアカウント。
設定の同期やMicrosoftストアから有料アプリの購入、Microsoftサービスを使う場合は、Microsoftアカウントでサインインが必要。
MicrosoftアカウントMicrosoftアカウントを使って、Windowsにサインインすること。(Windows11では初期設定のみMicrosoftアカウントでのサインインが必要)

Wndows10/11にサインインする他、以下の機能が使える。
・Microsoftサービスへのサインインを短縮できる
・Windowsの設定を同期できる
・Microsoftストアで、無料・有料アプリを全てダウンロードできる
・Windowsの新機能を試すことができる

ローカルアカウントとは

Windows11 バージョン22H2 サインイン画面

ローカルアカウントは、1台のパソコンだけで登録できるアカウントです。従来のWindowsから引き継がれている機能で、基本的にユーザーが設定したパスワードを入力してサインインします。

アカウント名は、ユーザーが好きな名前を付けることができます。

なお、設定の同期やMicrosoftストアから有料アプリの購入、Microsoftサービスを使う場合は、別途Microsoftアカウントでサインインする必要があります。

ここまでのまとめ
ローカルアカウント」とは1台のパソコンだけしか使えないアカウントのこと。
ローカルアカウント」におけるメリットMicrosoftアカウントが無くても作成できる
ユーザー自身が好きな名前を付けることができる
ローカルアカウント」におけるデメリット設定の同期ができない
Microsoft ストアで有料アプリを購入する、Microsoftサービスを利用する場合は、別途サービスごとにMicrosoftアカウントでのサインインが必要になる

Microsoftアカウントとは

これに対し、Microsoftアカウントとは、Microsoftのアカウントを使ってWindowsにサインインすることを指します。

アカウントにサインインする他、MicrosoftストアやOfficeなどのMicrosoftのサービスにログインして利用できます。

アカウント名は、Microsoftアカウントで設定した名前が表示されます。

MicrosoftアカウントでWindows10/11をサインインするメリットは以下の通りです。

  • Microsoftサービスへのサインインを短縮できる
  • 最初からWindowsの設定を同期できる
  • Microsoftストアで、無料・有料アプリを全てダウンロードできる
  • Windowsの新機能を試すことができる

特に「Windowsの設定の同期」は、新しいパソコンで初期設定時にMicrosoftアカウントでサインインすることで、古いパソコン上のWindowsの設定を新しいパソコンへ引き継ぐことができるので、設定し直しせずに済みます。

設定の同期やアプリの購入、Microsoftサービスへのサインインは、ローカルアカウントでもMicrosoftアカウントにサインインすればできますが、最初からMicrosoftアカウントと紐付けしておけば利便性が高くなります。

注意点

お使いのパソコンをWindows10からWindows11にアップグレードしてからMicrosoftアカウントでサインインした場合は、Windows10で同期したデスクトップの壁紙を引き継ぐことができません。

ここまでのまとめ
「Microsoftアカウント」とはMicrosoftアカウントでWindowsにサインインすること。
「Microsoftアカウント」におけるメリットMicrosoftサービスへのサインインが簡単になる
Windowsの設定を同期できる
Microsoftストアにて、有料アプリを含む全てのアプリダウンロードできる
Windowsの新機能を試すことができる
「Microsoftアカウント」におけるデメリット事前にMicrosoftアカウントを作成する必要がある
原則ユーザー名の変更ができない(ユーザー名を変更する場合は、サイトにて設定する必要がある)

Windows11では初期設定のみローカルアカウントを作成できない

一方、Windows11では初期設定のみ「Microsoftアカウント」を紐づけてアカウント作成する必要があります。

そのため、初期設定時にローカルアカウントで作成したい場合はPro版を購入する必要があります。 バージョン22H2から、Pro版でも初期設定のみMicrosoftアカウントでのサインインが必要になりました。

Windows11の初期設定方法については、以下の記事をお読みください。

Windows11の初期設定(セットアップ)方法を解説!

Windows11のセットアップ後にMicrosoftアカウントからローカルアカウントへの切り替えをしたり、新しくローカルアカウントを作成したりすることはできます。

インターネット上では初期設定時にローカルアカウントを作成する裏技が出回っていますが、正規の方法ではありませんので、Windows11の初期設定を行う場合は、必ず正規の方法で行ってください。

まとめ

というわけで、今回は「WindowsにおけるローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違い」を解説しました。

最後に、「ローカルアカウント」と「Microsoftアカウント」の違いについて、もう一度だけ簡潔にまとめてみました。

ローカルアカウント従来のWindowsのサインインのこと。
MicrosoftアカウントMicrosoftアカウントを使って、Windowsにサインインすること。
Microsoftサービスへのサインインや、Windows設定の同期ができるなどのメリットがある。

ローカルアカウントでも普通に使うことができますが、Microsoftアカウントを使ってサインインすると、Windows10/11の利便性が高くなります。

参考になれば幸いです。

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