備えて安心!我が家の防災グッズをご紹介
日本は火山が多く、また一年を通して四季が変わるので、地震や豪雨などの災害が多い国と言われています。
また、災害における避難所での生活はストレスになりやすく、自宅や周辺が安全であれば「在宅避難」をした方がオススメです。
とはいえ、予期せぬ災害で被災した場合に何も準備をしていないと、パニックになってしまうことも。
そこで、「備えて安心!我が家の防災グッズ」についてご紹介します。
防災グッズとは?
防災グッズとは、自然災害が発生した直後に避難場所などで暮らす時、ライフラインがマヒしても生活が困らないように、数日分の食料や生活用品をあらかじめ非常用袋などに入れて備えるものです。
生活備蓄品とは?
これとは似た用語に「生活備蓄品」というものがあります。
これは災害が発生してから数日経過し、避難場所から自宅に戻って暮らす時や、在宅避難時に電気や水道などのライフライン復旧までの間に備え、自宅の倉庫などに数日分の食料や生活用品を蓄える、というものです。
我が家の防災グッズ
それでは、本題として「我が家が備えている防災グッズ」について解説していきます。
ほとんどの防災グッズは100円ショップでも揃えることができるよ。
備蓄品・非常用持ち出し品どちらも絶対に必要な防災グッズ
- 水
- 食料品
- 食品用ラップ
- チャック付きポリ袋
- 食器類
- 簡易トイレ(1日1人5回分)
- ティッシュ/トイレットペーパー/ウェットティッシュ
- ビニール袋
- 救急セット(絆創膏、消毒液、ガーゼ、ピン抜きなど)
- マスク/体温計
- 洗面用具
- 携帯用カイロ/冷却シート
- 携帯電話/イヤホン/モバイルバッテリー
- 懐中電灯
- ラジオ
- 乾電池/ボタン電池
- 軍手
- 筆記用具
自宅に備蓄するもの・非常用持ち出し品のどちらも絶対に必要な防災グッズです。
最低3日~1週間分の備蓄を目安に用意しておきましょう。
なお、女性や高齢者、乳幼児のいる場合は、それぞれに合わせた防災グッズを追加しておくようにしましょう。
飲料水・食品
最低でも3日分、できれば7日分以上の食料品や飲料水を準備しておきましょう。
食料品はレトルト食品や缶詰のほか、キャンディーやチョコレートなど、すぐに食べられるものを両方用意しておきましょう。
最近は水を使わずそのまま食べることができるレトルト食品もあるので、そちらもオススメだよ!
食品用ラップ
開封した食料品や食器を包んだり、皿の上に敷いたりなどで必要になります。
チャック付きポリ袋
生活用品を入れるためのポリ袋です。チャック付きであれば、ホコリなどが入らないので安心です。
食器類
できれば、割り箸や紙皿など、使い捨ての食器を使うとキレイになるのでオススメです。
普段使っている食器を使う場合は、皿の上にラップを敷いて使うと、皿を洗わずに済みます。
簡易トイレ
災害が起きると断水でトイレが使えなくなる他、避難所でもトイレが使えるとは限りません。また、避難所のトイレが使える場合であっても数が限られるので、時間帯によっては混雑することも。
そのため、1日1人5回分を最低でも7日間分、できれば1か月分用意しておくと安心です。
ティッシュ/トイレットペーパー/ウェットティッシュ
ティッシュ、トイレットペーパーは、必ず水で流せるものを使用します。
ウェットティッシュは、アルコール有・無のものを両方揃えておきましょう。
ビニール袋
簡易用トイレを作るなどに使われることが多いです。
また、黒いビニール袋の場合は水を入れたペットボトルをかぶせておくと、数時間でお湯を作ることができます。大きいサイズ・小さいサイズともに両方用意しておきましょう。
救急セット
ケガをした時に手当として必要となります。
マスク/体温計
感染症対策のため、常にマスクや体温計は常備しておきましょう。
電子式体温計の場合、予備のボタン電池を準備しておくのも忘れないでね!
洗面用具
歯ブラシ・タオル・石鹸は用意しておくと、感染症対策にもなります。
携帯電話/イヤホン/モバイルバッテリー
家族との安否を確認するためには、スマホなどの携帯電話が必要になります。
また、スマホの充電が切れないように、モバイルバッテリーも用意しておきましょう。
このほか、ラジオを聴くためのイヤホンも用意しておくと安心です。
ちなみに、我が家ではソーラーパネルが付いたモバイルバッテリーを防災リュックサックの中に保管しているよ。
懐中電灯
夜間の明かりを灯すために必要になります。
ラジオ
災害情報を聞くために必要になります。電池を使わず、手回し充電ができる携帯ラジオを用意しておきましょう。
軍手
災害からの復旧時の作業に用意しておくと、ケガをせずに済みます。
乾電池・ボタン電池
懐中電灯やラジオの電池切れに備え、予備の電池は必ず備えておきます。
電子式体温計用のボタン電池も準備しておきましょう。
携帯用カイロ・冷却シート
冬の寒さに備える「携帯用カイロ」、夏の暑さ対策に「冷却シート」を用意しておくと安心です。
非常用持ち出し品の場合は3~7日分、備蓄の場合は1か月以上分を用意します。
筆記用具
自分や家族の安否確認や、伝言などを書くために、メモ帳やノート、ボールペンなどがあると便利です。
非常用持ち出し品に必要な物
- 貴重品(現金、銀行預金口座通帳のコピー、保険証のコピー、印鑑など)
- 笛
- レインポンチョ
- アルミレジャーマット
- 睡眠セット(耳栓・アイマスク・枕)
貴重品
災害時は銀行のATMが使えなくなるほか、自宅が被災して銀行の預金口座通帳など大切なものが紛失してしまうことも。
貴重品のコピーは、非常用持ち出し品に入れておくと安心です。
また、携帯電話が使えなくなった時のために、公衆電話用の10円玉も多めに用意しておきましょう。
笛
災害発生時に自分の居場所を周りの人に知らせることができます。
レインポンチョ
避難場所で着替える時にレインポンチョがあると安心です。
アルミレジャーマット
避難場所で自分の目印になるシートです。毛布代わりにすることもできます。
睡眠セット(耳栓・アイマスク・枕)
避難場所でも快適に安眠できるように、耳栓やアイマスク、携帯用の枕は準備しておきましょう。
在宅避難で必要な防災グッズ
- 卓上コンロ・ガスボンベ
- ポリ容器
- 鍋・やかん
- 工具(日曜大工もの)
- 着替え
卓上コンロ・ガスボンベ
ガスが復旧するまでの間、料理などで使うのに必要になります。
予備のガスボンベは、なるべく1か月分は用意しておくと安心です。
ポリ容器
水の配給時に必要になります。
鍋・やかん
料理やお湯を沸かすのに必要になります。
日頃から夜に水を入れておくことで、災害発生時に飲料水として使うことができます。
工具(日曜大工もの)
災害発生後、自宅周辺の応急処置をするために、工具があると便利です。
着替え
災害時の後片づけなどで、汚れやすくなります。古着でもいいですので、着替えなどは準備しておきましょう。
更にあると便利!防災グッズ+1
備蓄スペースに余裕があれば、以下の物も備えておくと、さらに便利になります。
ポータブル電源 | 停電時に備えて用意すると便利 |
---|---|
花粉用メガネ | アレルギー対策に |
ワセリン | 肌の乾燥対策に |
自転車用パンク修理キット | 自転車での移動中のパンクに備える |
車載変圧器 | ガソリン車を持っている方は便利 |
非常用持ち出し品はどこに入れる?
非常用持ち出し品を準備したら、次に「非常用持ち出し品はどこに入れるべきか」です。
入れ物は以下の種類がありますので、メリット・デメリットを考えた上で判断してください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
袋 | 安価で入れやすい | 容量が少ない |
リュックサック | 背中に背負うことができるので、両手が自由に使える | 濡れやすい |
旅行用スーツケース | 大容量でも備蓄できる | 道路が悪いと、運搬がしづらい |
フタ付きプラスチックバケツ(コンテナ) | 中身が見えるのですぐに分かる 大容量でも備蓄できる | 運搬が大変 |
ちなみに、我が家の防災グッズは『キャビンゼロ クラシック プロ 32L トラベルキャビンバックパック』に入れているよ。
『キャビンゼロ クラシック プロ 32L トラベルキャビンバックパック』が旅行・緊急時には防災バックで活躍!
我が家では『キャビンゼロ クラシックプロ32L トラベルキャビンバックパック』を防災用リュックサックにしています。
旅行用バックを、普段は防災用品を入れて災害に備えています。
もちろん旅行に行くときには防災グッズを出して使用します。旅行に行くたびに防災用品を点検することにもなりますので一石二鳥です。
軽量で撥水性・耐久性があるので防災用としても十分活躍してくれます。オープンに開くので中に何があるか一目で確認することが出来ます。
また、鍵を付けることができるタイプですので、避難場所でも安心して使うことが出来ます。
出来れば旅行以外では使いたくないですね(笑)
機内持ち込みも可能です。1泊から2泊の旅行に最適な大きさです。
メインの収納スペースにも、すぐに取り出したいものを入れて置けるファスナーポケットが便利です。スーツケースと異なり、使わないときはコンプレッションベルトである程度小さくなるのも良い点です。(^_^)
注意点
最後に、防災グッズを備蓄する/非常用持ち出し品に入れて管理する時の注意点についてまとめていきます。
非常用持ち出しセットに目印を付ける
避難場所では不特定多数の人が出入りするため、盗難の被害に合う可能性もあります。できれば、ネームタグなど自分のものであることが分かるように対策をしておきましょう。
ネームタグは100円ショップで手軽に買うことができるよ。
防災グッズは定期的に使用期限などの確認をしておく
防災グッズはついつい保管したままだと、いざという時に食料品の賞味期限や乾電池などの使用期限が切れた状態だと困ります。
半年に一度、定期的に賞味期限などを確認し、賞味期限が近い食品は自宅で食べて、同じ食品を新しく買う「ローリングストック」を心がけましょう。
手回しラジオやモバイルバッテリーは定期的に電池の残量を確認し、少ない場合は充電しておくようにしましょう。
賞味期限・消費期限のチェックにもなり、買いすぎを防ぐこともできるよ!
いざという時にすぐに取り出せる場所に保管する
災害はいつ起きるか分かりません。
備蓄品や非常用持ち出し品などの防災グッズは、家族全員がすぐに分かるような場所に保管しておくと安心です。
備蓄品の場合
食料品や卓上コンロ・・・台所の棚
飲料水やポリ容器、簡易トイレ、寝具・・・和室の押入れ
非常用持ち出し品の場合
寝室のベッドの傍に非常用持ち出し品を用意しておく
まとめ
というわけで、今回は「備えて安心!我が家の防災グッズ」についてご紹介しました。
防災グッズは、いざという時に備えて必要な用品です。自らの命を守るためにも、日頃からしっかりと防災グッズを備えつつ、食品などのローリングストックをしっかりとして、日ごろから備える癖を付けておきましょう!