簡単!屋外金魚飼育の始め方【初心者向け】
今回は、初心者でも分かりやすく「屋外金魚飼育の始め方」についてご紹介します。
金魚を飼う前のポイント
- 金魚の飼育に必要なもの(容器・底砂・水草など)を揃える
- エアレーションや濾過器は、できれば入れた方が良い
- 購入した金魚は、必ず水合わせをする
- エサは金魚を入れた翌日以降から与えること
- 雨水対策をする
- 猫・鳥に狙われないように対策する
- 金魚とメダカは別々に飼育する
屋外で金魚を飼育するのに必要なもの
屋外で金魚を飼育する際に必要な物は、
- 容器(水槽)
- 底砂
- 水草
- 金魚のエサ
- (濾過器やエアレーション)
となります。
容器(水槽)
睡蓮鉢(陶器製、プラスチック)・プラ舟・大型タライなど好みに合ったものを選びます。
おすすめは水量が多いものです。水質が安定しやすく飼育は簡単です。
底砂
おすすめは大磯砂です。無くてもよいですが、底砂を入れておいたほうがバクテリアも繁殖させやすく、水質も安定させやすいです。
水草
人気の水草はカモンバ、マツモ、アナカリスですが、金魚は食欲旺盛な雑食で、柔らかい水草は食べてしまいますので、ホテイアオイ、ナガバオモダカなども入れておくとよいでしょう。
濾過器やエアレーションは?
無くても飼うことは可能ですが、金魚の水槽は特に酸欠しやすく、また水も汚れやすくなりますので、投げ込み式フィルターやエアレーションの為のエアストーンは入れておいた方が飼育は楽になります。
水作エイトを大磯砂に埋めて使用しています。
水槽の置き場所
最低でも1日2~3時間程度日が当たる場所にします。
真夏は直射日光が当たる場所では水温が上がりすぎてしまいますので、日除けを作るか、午後に日陰になる場所を選びましょう。
金魚の飼育数
飼育数は体長1㎝当たり水1リットルに1匹を目安といわれていますが、これは最低限の水量です。また、すぐに大きくなりますので「大きな水槽に少ない個体数」で飼育することをおすすめします。
また、立ち上げたばかりの水槽はバクテリアがいませんので最初は極力少なめにします。
金魚はすぐに入れてはダメ
金魚は水槽の準備ができて1週間程度してから購入します。必ず水合わせをしてから水槽に金魚を入れます。
簡単にできる水合わせの手順は以下の通りです。
1.袋のまま30分ほど水槽に浮かべます。
2.袋の中の水を1/3程度捨て、捨てた分、水槽の水を入れます。
3.20~30分ぐらい待ちます。
4.2と3を3回繰り返します。
5.網で金魚だけ水槽に入れます。
袋の水を水槽に入れてはダメだよ!
エサのあげ方
1~2日目はエサを与えず、3日目から少しずつエサを与えます。エサの量は少なめが大切です。エサやりは1日2回程度とします。
水換えは?
室内飼育では1~2週間に1度程度カルキ抜きした水、または1日汲み置きした水を1/4~1/3程度交換しますが、屋外飼育は屋内飼育に比べて頻繁な水換えは必要ありません。
雨水対策
雨水が大量に入ると水温、水質が急激に変わりますので金魚に影響が出てしまいます。
ビニールを掛け雨水が入らないようにします。多少の雨であれば足し水になりますので特に問題はありません。
猫や鳥などの外敵対策
猫や鳥などに狙われないようにネットを掛けます。ネットはある程度細かい目にしてしつかり止めるようにします。
私も学生時代の時に飼っていた金魚(和金)が猫に食べられた経験がありました・・・(泣)
大切な金魚が天敵に狙われないようにしっかりと気を付けよう!
アーチ型支柱を取り付けてネットを掛けます。
金魚とメダカ、一緒に混泳はできるの?
メダカと金魚なら近いサイズのうちは混泳できますが、金魚はすぐに大きくなるため、メダカは食べられてしまいます。
そのため、金魚とメダカは別々に飼育した方が良いです。
おわりに
というわけで、今回は「屋外金魚飼育の始め方」を解説しました。
冒頭にも書きましたが、今回のまとめは以下の通りです。
- 金魚の飼育に必要なもの(容器・底砂・水草など)を揃える
- エアレーションや濾過器は、できれば入れた方が良い
- 購入した金魚は、必ず水合わせをする
- エサは金魚を入れた翌日以降から与えること
- 雨水対策をする
- 猫・鳥に狙われないように対策する
- 金魚とメダカは別々に飼育する
以上の準備をしておけば、初心者でも失敗なく金魚を飼うことができます。
これから金魚を飼う予定の方は、今回の記事が参考になれば幸いです。