グッピーの飼育「投げ込み式フィルターのメンテナンス」
今回はグッピー水槽における「投げ込み式フィルターのメンテナンス」についてご紹介します。
初めてグッピーを飼う方は、以下の記事を読んでね!
投げ込み式フィルターとは
エアーポンプとつなぐだけで酸素供給とろ過が一緒にできてしまう、コンパクトながら高性能な「エアリフト式フィルター」です。
投げ込み式フィルターのメリット・デメリット
次に、「投げ込み式フィルターにおけるメリット・デメリット」について解説していきます。
メリット
- 安価で設置が簡単
- エアーレーション効果がある
- メンテナンスが簡単
安価で設置が簡単
エアーポンプを接続して沈めておくだけで非常に簡単で、とにかく安く購入できるという点も魅力があります。
エアーレーション効果がある
泡をブクブク出すためエアーレーション効果もあります。
メンテナンスが簡単
ろ過材は純正の物なら差し替えるだけで簡単です。
デメリット
- エアーポンプが必要になるため、音がうるさい
- 水槽内で目立つ
- 他の種類と比べてしまうと濾過能力は高くない
エアーポンプが必要になるため、音がうるさい
エアーポンプが稼働中は振動しており、どんな商品を使用しても音はします。設置場所にもよりますがなるべく静かな商品を選ぶようにしましょう。
水槽内で目立つ
投げ込み式フィルターは水槽の中に設置するタイプのフィルターなので、水槽内のスペースを占有してしまいます。見た目も気になるので水槽奥に設置しています。
他の種類と比べてしまうと濾過能力は高くない
外部フィルターなどと比較すると、ろ過能力が少ないので、投げ込み式フィルターを2つにするか、大きいサイズにします。
我が家で使用している投げ込み式フィルター
我が家における45㎝グッピー水槽では、GEX『ロカボーイ』を使用しています。ここでは、我が家で実践している「メンテナンス」について簡単に解説していきます。
「投げ込み式フィルター」ろ過材の交換時期
『ロカボーイ』のパッケージには「1~4週間を目安に交換」と記載されていますが、私の場合、少し汚れているからと言ってすぐにこのウールマット部分を交換しません。
『水作エイト』を使用の場合はろ過材を外して洗うことができますが、『ロカボーイ』の場合、水で洗ってもグズグズに壊れてしまいますので何もしません。
交換する時期の目安としては「ろ過材が目詰まりを起こしブクブクの勢いが落ちてきたら」、活性炭が内蔵された四角いウールを交換するようにしています。
前回のメンテナンスから2か月経過後の状況
春に生まれたグッピーもだいぶ大きくなりました。『ロカボーイ』のろ過材は少し黒くなっていますが、ブクブクは勢いがあります。
現在の水槽にいるグッピーは11月に60㎝水槽に移動する予定です。11月には10月に生まれる稚魚を外付け水槽『サテライト』から移動する予定となっており、それまでは現在のろ過材で交換しなくても大丈夫のようです。
ロカボーイの砂利部分の掃除
ロカボーイの砂利の洗浄は水道水でそのまま洗うとバクテリア死んでしまいますので、必ず飼育水かカルキ抜きした水を使用します。
逆にきれいに洗うとバクテリアいなくなってしまいますので、軽く流す程度にします。
ロカボーイのフィルター交換と水替えを同時にやると、ロカボーイのフィルター交換でバクテリアの数が少なくなります。
そのため水替えと同時に行わないようにしましょう。
エアーストーンの取り換え
投げ込み式フィルターの中に入っているエアーストーンの交換は、空気の泡が出てくる量が少なくなったときに交換します。
ろ過材交換でバクテリアがいなくなりますので、しばらくの間はろ過能力が落ちてしまします。そのため、餌の量など少なくして、水の汚れを少なくする必要があります。
ロカボーイの改造は、「メダカの屋外飼育「投げ込みフィルターを手軽に改造!」【初心者でもできる】」の記事にて解説しているので、そちらもあわせて読んでね!
停電時にも使える
電池式エアーポンプを用意しておけば、停電時にも使用できます。
まとめ
というわけで、今回は私流「グッピーの飼育における、投げ込み式フィルターのメンテナンス」について書いていきました。
我が家では、投げ込み式フィルターは設置が簡単で、エアーレーション効果があります。そのため、外部フィルターとの併用として使っています。
適正なメンテナンスをすることにより、水槽内の環境が改善され、グッピーの寿命を延ばすことができます。
今回の方法が参考になればと思います。