
「新しいブラウザを使っているが、Internet Explorerでしか対応していないサイトも利用しているので、そのサイトが表示されなくて困った・・・。」と悩んでいませんか?
Windows10の標準ブラウザであるChromium版「Microsoft Edge」には、従来のブラウザ「Internet Explorer」との互換性を保つため、「IEモード」でサイトを開く機能が搭載されています。
この機能を使うことで、IEでしか対応していないサイトでも、Edgeの「IEモード」内であれば正常に表示されるようになります。
今回は、「Microsoft EdgeのIEモード機能を使ってサイトを開く方法」について解説していきます。
「IEモード」とは?

「IEモード」とは、Chromium版「Microsoft Edge」にて搭載されている、「Internet Explorer」との互換性を保つための機能の1つです。
「IEモード」でサイトを読み込んだ場合、IEのブラウザペインで読み込まれるため、「Internet Explorer」でしか対応していないサイトやアプリでも正常に表示されます。
このため、「Internet Explorer」ブラウザが無くても、Chromium版「Microsoft Edge」だけで、モダンブラウザ対応サイトとIE専用サイトを閲覧することができます。
「IEモード」でサイトを開く方法
※Windows8.1でも、ほぼ同じやり方で設定できます。
1.メニューアイコンをクリック→「設定」をクリックします。
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2.「既定のブラウザー」をクリックします。

3.「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」をONにします。

4.「再起動」をクリックして、ブラウザを再起動します。

5.好きなサイトを開いた後、メニューアイコン→「その他のツール」→「Internet Explorerモードで再度読み込む」をクリックします。
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6.IEモードでサイトが再度読み込まれます。

アドレスバーの左端部分に、IEのロゴマークが表示されています。

IEモードを終了したい場合は?
IEモードを終了したい場合は、「Internet Explorerモードに入りました。(以下略)」のメッセージの隣にある「終了」ボタンをクリックすることで、通常モードに戻すことができます。

または、メニューアイコン→「その他のツール」→「Internet Explorerモードを終了」をクリックすることでも、IEモードを終了することができます。
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まとめ
というわけで、今回は「Microsoft EdgeのIEモード機能を使ってサイトを開く方法」について解説しました。
様々な理由などで、新ブラウザに対応していないサイトやアプリはまだまだあります。ですが、Chromium版「Microsoft Edge」の「IEモード」機能を使うことで、「Internet Explorer」を使わなくても、IE専用のサイトを開くことができますので、まだ試していない方は、ぜひ「IEモード」を使って試してみてくださいね。