屋外金魚の飼育「稚魚の冬越し引っ越し編」
我が家の屋外金魚の稚魚を、冬越しのために室内水槽に引っ越ししました。
今回は、「稚魚の引っ越し方法」について、やり方から注意点までまとめていきます。
空のガラス水槽に突然現れたものは!?
黒い動く物体発見!?
メダカの稚魚・・・?
屋外金魚水槽をリセットでガラス水槽に一時的に引っ越しを行い、1週間ほどしてもとに水槽に戻した後、ガラス水槽はそのままホッタラカシでした。
しかし、ある日ガラス水槽をのぞいてみたら、何やら見た覚えのない黒い物体が・・・?
その正体は、親金魚に食べられずに残った稚魚たちでした。
金魚の稚魚の餌がない!
熱帯魚の稚魚用のえさを与えてみたよ。
少し大きくなったので、メダカのえさを与えているよ。
稚魚用エサがない場合は、親金魚用エサをすり潰してあげるとよいでしょう。
秋生まれの稚魚は屋外での越冬は難しい
秋生まれといっても9月の中過ぎに見つけたのだから(稚魚の大きさ約1.5cm程度)、屋外での冬眠には間に合わない。。。
屋外での冬越しは、体力の少ない小さな金魚は無理かも。
屋内飼育にしようっと。
水槽の準備
ということで、早速「金魚の稚魚用水槽」の準備をすることになりました。
水槽の大きさは?
金魚は大きくなるので先を見越して60cmガラス水槽が良いのですが、我が家の場合は置くスペースや予算はありませんので、以前使用していた熱帯魚の稚魚水槽30cm水槽を再使用することにします。
フィルターは?
水換えの回数を減らすためには、フィルターがあったほうが楽できるよ。
金魚の稚魚用フィルターは、
- 稚魚が吸い込まれない
- 強い水流が発生しない
- 餌が吸い込まれない
以上の条件が揃ったスポンジフィルターを使用すると良いです。
とはいえ、稚魚の大きさが既に1cmになっているので、家にある「外掛けフィルター」を再使用します。
水草・底砂は必要?
稚魚用なので、無くてもいいか。
水槽のヒーターは必要?
金魚は寒いと動かなくなり、餌も食べなくなります。
室内で飼育するので、餌を食べたり泳ぎ回ったり姿を見たいですね。
その場合は、ヒーターを使うことで、金魚の元気な姿を見ることができます。
ヒーターは無くても大丈夫だけど、念のため。
塩を入れる?
我が家は入れる派だよ!
事前に水槽に水道水を入れておく
- 最低1~2日前までには、水槽に水を入れて運転しておきます。
- しっかりカルキを抜きます。
- 水槽の水は満タンにしておきます。
- 稚魚を水合わせしてからガラス水槽に移動します。
水合わせしてから入れてね!!
水合わせの前に稚魚の選別
バケツに屋外水槽の水を半分ぐらい入れて稚魚を移します。
見つけた稚魚の数は14匹ですが、全部は飼うことができないので、小さくて成長が遅い8匹を取り分けて親金魚の水槽に移動します(親に食べられてしまうか、運が良ければ生き残ります。2020年の頃も知らないうちに生まれて、そのうち2匹が生き残っています)。
残った6匹はまだ黒く、2週間後ぐらいには色が出てくるので、色や柄を見てもう一度選別したいと思います。
水合わせ
水槽にヒーターが入っていない場合(室温、外気温度が20℃以上の場合)
1.稚魚を入れたバケツを、室内水槽の横に1時間程度おきます。水量、水温によって時間も変わりますので、デジタル水温計で温度を確認するとよいでしょう。
2.1/3程水を捨ててから、ガラス水槽の水を1/3程入れ30分ほどおきます。
3.さらに1/3程水を捨ててから、ガラス水槽の水を1/3程入れます(3~5回程度繰り返します)。
4.稚魚だけをガラス水槽に移します。
稚魚の場合は親の時より慎重に行うよ。
水槽に引越しした当日のエサはあげないよ。
まとめ
屋外から室内に引っ越しする時期は、あまり寒くならない気温が一定する10月中旬から下旬ぐらいが良いでしょう。
春になって屋外に移動する場合も、5月中旬になってからが良いでしょう。
室内飼育でヒーターなしの場合は、1日の水温が一定になるように水槽の置き場所や夜は断熱材を巻くなど、工夫するとよいでしょう。
2022年3月30日追記:稚魚の色に変化が!?
金魚は大きくなるにつれて、金魚の体色も変わってきます。
今年(2022年)3月末頃に稚魚用水槽を覗いてみたら、稚魚の色に変化が・・・!?
▼詳しくは、以下の記事をお読みください。