屋外金魚の飼育「野良猫から金魚を守り抜くにはとても難しい件/対策方法も解説」
金魚が猫に食べられてしまった・・・!
こんな悩み、ありませんか?
実は、私も2度経験しています。
1度目はガラス水槽内で飼育していた和金に子供が生まれて数カ月経過した後に猫にやられ、2度目は青いプラスチック水槽内に飼っていたコメット5匹が全て猫の餌になってしまいました・・・。
せっかく金魚が小さい時から手塩をかけて育て上げた金魚が、猫などの外敵にやられてしまった、という方は多いのではないでしょうか?
できれば、大切な金魚を猫に狙われてしまうのを防ぎたいですよね?
経緯
冒頭にも書いた通りですが、我が家の金魚では2度も野良猫のエサになってしまった経緯があります。
1度目
我が家でグッピーを室内で飼い始めてから、金魚(当時は和金という品種を飼っていました)を飼育するスペースが無くなってしまったので、屋外にあるガラス水槽に金魚を入れて飼育していました。
当初は屋外で金魚を飼育し、子供も生まれたので問題はありませんでした。
ところが、金魚の子供が生まれてしばらく経った後に緊急事態が発生!!!
親の金魚2匹が知らなうちに野良猫に食べられてしまったのです。
2度目
透明のガラス水槽では、すぐに野良猫に目を付けられてしまうことから、青いプラスチック水槽に金魚(コメット)を入れて飼育することになりました。
もちろん、この時も3匹の金魚の間に子供が2匹、その次の年は水槽のリセットに伴う金魚の引越しの期間中に卵を産み、水槽のリセットが完了した後に金魚の稚魚が生まれたので、その時も問題はありませんでした。
ただ、我が家は子供の金魚が親の金魚に追い回されてしまうのを防ぐため、子供の金魚は緑色の睡蓮鉢、親の金魚は青いプラスチック水槽の中に入れて、別々に飼育していました。
ところが、2023年4月11日にいつも通りの金魚のエサやりをやろうとしたところに、またまた緊急事態が発生!!!
なんと、青いプラスチック水槽に居た金魚5匹が、全部野良猫に食べられてしまいました。。。
金魚が野良猫に食べられてしまった原因は?
金魚が野良猫に食べられてしまった原因はいくつかあります。
- 水槽に蓋をしていなかった
- 水槽に網(ネット)を掛けていなかった
- 水槽の近くに猫の踏み台となる物があった
- 人目が行き届かない場所で金魚を飼育していた
金魚はメダカとは異なり、意外と大きくなりやすい魚です。
その分、天敵にも狙われやすく、特に猫や鳥などの天敵に目を付けられると、「金魚の天敵」対策をしても、猫や鳥にやられてしまうこともあります。
ネットを掛けた水槽でも、野良猫によっては自ら手でネットを開けてしまい、そこから水槽に乗り上げて金魚を狙う場合があります。
猫は狩りが得意な動物なので、金魚を狙いやすい
ネットで調べてみると、「金魚が猫に食べられた」という記事をよく見かけます。
確かに、「魚が大好物」として知られる猫は、金魚にとって天敵になることが多いです。
元々猫は肉食動物であるため、動いている小さな動物を狩って食べる習性を持っています。
そのため、水槽で泳いでいる金魚を、猫が勝手に手で掬い取って食べてしまうことがあります。
野良猫は小動物や昆虫などの生き物を食べて生活しているので、屋外で飼育されている金魚は野良猫のエサにもなってしまうことがあります。
また、猫は聴覚が良いので、水槽のエアレーションの音によって、野良猫に察知されてしまうこともあります。
つまり、屋外で飼育している金魚は野良猫に狙われやすい、ということになります。
ペットの猫でも、金魚を狙うことはある?
ペットとして飼育されている猫であっても、金魚を狙うことがあります。
人に飼われている猫は、金魚を食べるというよりも、金魚をおもちゃにして遊ぶことが多く、猫が遊んでいるうちに金魚が死んでしまうこともあります。
食いしん坊の猫だと、野良猫と同様に食べてしまうことも・・・。
そのため、猫と金魚を一緒に飼っている場合は、猫と金魚の飼育部屋を別々に分けておき、金魚が居る部屋に猫が入らないようにするよう工夫が必要です。
猫だけではない!「金魚の天敵」
もちろん、「金魚の天敵」は猫だけではありません。
猫以外の「金魚の天敵」
- 犬
- アライグマ
- イタチ
- ハクビシン
- カラス
- ワシ
- シラサギ
特にカラスやシラサギなど魚を食べる鳥は、水槽の真上から金魚を狙ってしまうこともあります。
こういった「金魚の天敵」もありますので、猫以外の「金魚の天敵」対策もあわせて行うことが大事です。
金魚が野良猫に食べられるのを防ぐには?
- 水槽に網(ネット)を掛ける
- 水槽にフタをする
- 水槽の周りに物を置かない
- 置きエサはしない
- 人の目が届きやすい場所で飼育する
水槽に網(ネット)を掛ける
水槽に網やネットを掛けることで、猫が金魚を掬い取ってしまうことを防ぐことはできます。
しかし、猫の個体によっては網を潜り抜けてしまう可能性もあります。
水槽にフタをする
水槽にしっかりとフタをすることで、猫が水の中に入ってしまうことを防ぐことができます。
水槽の周りに物を置かない
水槽の周りに物が置いてあると、猫が物を台として乗っかり、そこから金魚を狙ってしまうこともあります。
そのため、水槽の周りには、なるべく物は置かないようにしましょう。
置きエサはしない
当然ですが、水槽の近くに「猫のエサ」を置いたまま放置しないことが大切です。
不幸な野良猫が増えるだけでなく、野良猫が金魚の入っている水槽の近くに居着いてしまうため、結果として金魚が猫の餌になってしまうこともあります。
また、野良猫同士のケンカなどが原因で、近所迷惑になることもあります。
人の目が届きやすい場所で飼育する
飼い主など人の目が届きやすい場所で金魚を飼育したほうが、野良猫などにやられてしまう可能性を低くすることができます。
人の目が届かない場所で金魚を飼育すると、知らないうちに猫に食べられてしまうこともあります。
なるべく、玄関近くなど人目の届く場所で金魚を飼育したほうが、水槽の異変に気づきやすくなります。
まとめ
というわけで、今回は以上となります。
今回、屋外の金魚が野良猫にやられてしまったのが2度目だったので、「屋外金魚が野良猫に食べられる悲劇がこれ以上起きないように」と、備忘録として「金魚の天敵」対策も含めて書いておきました。
しかし、野良猫は意外と頭が良いので、これだけ対策をしても野良猫によって対策を突破され、結局金魚を狙って食べてしまう可能性も0ではありません。
屋外で金魚を飼育する場合は、同時に野良猫などの外敵からいかに金魚を守るかどうかも重要です。
何も対策をしないと、大きくなった金魚が野良猫などにやられてしまうことがあります。
大切に育てている金魚が野良猫などにやられないように、水槽の周りなどにもしっかりと「金魚の天敵対策」をしておきましょう。