屋外金魚の飼育「水槽のリセット」
我が家の金魚の繁殖に気が付いた時は、既に金魚の水槽がびっくりするほど濁っていました。
頻繁に水換えしてもキレイにならない場合は、一旦水槽をリセットするしかありません。
今回は、「屋外金魚における水槽のリセット方法」について、やり方から注意点までまとめていきます。
水槽のリセットの時期は
屋外金魚水槽のリセットは頻繁に行うものではありませんが、水槽に蓄積された汚れがたまりすぎて水換えをしても底が見えず、いつの間にか子供が増えても気が付かないくらいになっていました。
そうなったタイミングで、水槽のリセットした方が良いタイミングと言えます。
水槽リセットの手順
実際に、屋外金魚の水槽のリセット方法について解説するよ!
金魚を別の水槽に移動
我が家の屋外ガラス水槽は2台あります。
1台はメダカ水槽として使用しています。もう1台はいつでも水槽を使用できる状態になっているので、そこに水合わせした金魚を一時的にお引越しします。
水合わせを行う
1.バケツに水槽の水を2/3ぐらい入れて金魚を移します。
2.1/3程ガラス水槽の水を入れて30分ほどおきます。
3.1/3程水を捨ててからガラス水槽の水を1/3程入れます(2~3回程度繰り返します)。
4.金魚だけガラス水槽に移します。
5.投げ込みフィルターを取り出します。
6.水草は水を入れたバケツに移します。
7.飼育水を全部捨てます。
8.金魚水槽は角型タライ栓付を使用しているので底砂利はそのまま水槽と一緒に水道水で洗います。
9.フィルターを水道水で丸洗いをしてから、底砂利に埋め込んでセットします。
10.水槽の水抜き栓を取り付けてから新しい水を水槽に入れます。
金魚を水槽に戻す
1週間後に戻します。
水に対して0.2~0.3%の塩を入れます。家にある食塩でも大丈夫です。
▼我が家ではGEX『塩で元気! 粉末タイプ』を使っています。
注意点
- 水槽に戻す場合も必ず水合わせをします。
- 1日はエサを与えないようにします。
- 環境に慣れるまで1週間程度は少なめにエサを与えます。
移動する別の水槽がない場合
飼育水は半分程度残しておいて水槽清掃後に水槽に入れ、半分は新しい水をいれてから金魚を戻すと良いでしょう。
新しい水は必ずカルキを抜いた水を使用します。リセット直後はバクテリアの数が減りますので、水換え等注意が必要となります。
病気でリセットする場合
金魚が病気になり、やむを得ずリセットしなければならない場合は、以下の方法を行います。
- 底砂やフィルターは日光消毒をするようにします。
- 水草は新しいものに取り替えます。
まとめ
リセットの時期は水槽の大きさと金魚の数によって変わってきます。金魚が増えるほどフンの量も増え、水質悪化も早くなります。
水槽に汚れが蓄積して、水換えしてもすぐ汚れる状態になったらリセットの時期となります。
角型タライでも手狭になりつつあり、そろそろもう1台必要な時期に来ています。