2023.07.27

『休日おでかけパス』と『青春18きっぷ』どっちがお得か

みきてぃ

今回は、『休日おでかけパス』と『青春18きっぷ』の違いをくらべてみました。遠方へのお出かけの時に参考になれば幸いです。

▼左：『休日おでかけパス』/ 右：『青春18きっぷ』

この記事の目次

比較した内容

今回は以下の内容で『休日おでかけパス』と『青春18きっぷ』を比較してみました。

みきてぃ

それでは、1つひとつ見ていくよ～。

『青春18きっぷ』は年齢制限がないため、子供料金はありません。

『休日おでかけパス』は土曜・休日およびゴールデンウィーク・夏休み・年末年始の期間で使うことができます。

『青春18きっぷ』では期間が固定されています。

『休日おでかけパス』では1人1枚で使うことができます。

一方、『青春18きっぷ』では5回分で1枚になっているため、別々に使うことはできません。

1枚で最大5人まで使うことはできますが、グループで使う場合は同一の行程で入ることが必要になります。

『休日おでかけパス』は指定席グリーン車にも乗車できますが、『青春18きっぷ』では指定席グリーン車に乗車することはできません。

それ以外の自由席グリーン車と普通車指定席は、どちらでも乗車できます。

休日おでかけパス：フリーエリア内なら、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線を含め、どんな列車のどの席でも組み合可能。ただし、東海道新幹線は不可
青春18きっぷ：一部例外はあるが、自由席に料金がかかる列車は基本的に不可

『青春18きっぷ』では基本的にJRの普通路線のみとなっているので、私鉄では使えません。

ただし、一部の第3セクター路線については通過のみ特例で乗車できます。

みきてぃ

全ての比較を以下の表にまとめてみたよ！

	休日お出かけパス	青春18きっぷ
値段	大人：2720円子供：1360円	5口ひとまとめで12050円、1口2410円（子供料金なし）
利用できる期間	土曜休日 GW：4/29～5/5の毎日夏季休暇：7/20～8/31の毎日年末年始：12/29～1/3の毎日	春：3/1～4/10 夏：7/20～9/10 冬：12/10～1/10
有効期間	1枚で1人1日	1口で1人1日
1枚ごとに別々に使えるか	使える	使えない
フリーエリア	JR東日本首都圏エリアの一部（東海道線の西の端は小田原、中央線では大月、宇都宮線の北の端は自治医大）	全国のJRの普通路線一部第3セクターに通過特例あり
追加料金で普通列車のグリーン車・指定席でも使えるか	グリーン車の自由席と指定席、普通車指定席、いずれも可能	グリーン車の自由席と普通車指定席は可能グリーン車指定席のみ不可
追加料金で特急・新幹線でも使えるか	フリーエリア内のみ、特急・新幹線(東海道新幹線を除く)でもOK	自由席に料金がかかる列車は基本的に不可(一部例外あり)
JR線以外のフリーエリア	りんかい線東京モノレール	基本的に無いが、一部の第三セクターのみ通過特例あり